「この30年、転職意識の歴史的変遷」
「この30年、転職意識の歴史的変遷」
私がRAを経験した後
26歳で最年少キャリアアドバイザーになった33年前は
日本では世相的に 「転職に対する罪悪感」 があった。
第二新卒の若者が転職するなど
周囲に言いにくい話だった。
まさに 「石の上にも三年」 は頑張りなさいという世相だった。
人材紹介会社の敷居も高く
気軽に相談に来るような人はあまりいなかった。
登録するには相当な勇気や決意が必要だったと思う。
職務経歴書を見ても
20代で複数の転職歴がある人は少なかった。
そういう人は、遠慮して相談に来なかったのだろう。
実際、20代で転職歴がある人は、書類選...
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「失うものがある人は強い」
- 2021-9-15
- カテゴリー:人材コンサルタント適性とは?
「失うものがある人は強い」
「失うものがない人は強い」 とは言いますが
「失うものがある人は強い」 とはあまり言いませんね。
しかし、最近
「失うものがある人は強い」
と実感させられた事がありました。
昨年転職されて
今年の春先まで業績が芳しくなく
苦しまれていたAさんから教えられました。
大変優秀な人材紹介コンサルタントで
前の会社でもトップコンサルタントでした。
思慮深く謙虚で丁寧で
「Aさんであれば、どんなクライアントやキャンディデートからも信頼されるに違いない」
と、第一印象から感じる事の出来る方です。
「私も転職する際...
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「多忙でも勉強しないと生き残れない」
- 2021-9-14
- カテゴリー:人材コンサルタント適性とは?
「多忙でも勉強しないと生き残れない」
人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の仕事は
毎日毎日
新たな求人情報と
新たな求職者情報が
怒涛のように次から次に流れて来る
仕事ですよね。
刺激的ですが
非常に流動的で
落ち着かない仕事です。
そんな毎日になれてしまうと
物事を深く考える思考力が錆びついてしまいます。
これに危機感を覚える人も多いでしょう。
だから、多くの皆さんは
読書をしたり
映画を観たり
音楽を聴いたり
スポーツで汗を流したり
旅行したり
...
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「大クレーム。クソジジー事件」
- 2021-9-13
- カテゴリー:クライアントとのトラブル続発
「大クレーム。クソジジー事件」
昔、X社様から求人をいただいた。
その求人に数名の方をご紹介し
お一人採用いただいた。
しかし
その際、不合格になったAさんから
1年後にX社様の社長に
恐ろしい手紙が届いた。
「くそじじーの●●社長殿」
ご無沙汰ですね。
俺は1年前、あんたに落とされたAだ。
くそじじーだから、どうせ覚えていないだろうな?
しかし、くそじじーは人を見る目が無いな。
今年、俺は国家資格を取って
お前の会社とは比較にならないほど
立派な上場企業に合格したぞ。
ざまあ見ろ、このくそじじー!!
...
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「人身売買だと勘違いしていました」
- 2021-9-10
- カテゴリー:人材コンサルタント適性とは?
「人身売買だと勘違いしていました」
昔
立て続けに数人のキャンディデートから
同じ事を言われました。
先日も、ご相談にお越しになったAさんから
同様のお話を伺いました。
Aさん:「以前からずっと人材紹介業に関心はあったのですが
人を売ってお金を稼ぐ事に抵抗がありました。
そのため、前回は応募しないで
他業界に転職したんです。」
私自身も
「人を売ってお金を稼ぐ事に抵抗がありました」
という感性や感覚というものは
真っ当な人であればあるほど
そのように感じられる方が自然だと思います。
代表的な理由は、下記のように幾つ...
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