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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

前金(リテイナー)時代の勝利の方程式!! By 鬼マネージャー その1

皆さん、リクルート人材センター(現リクルートエージェント)は、15年ぐらい前まで、

何と前金制(リテイナー)お金だったのです。

でも、一人決まったら、商品にもよりますが、50・60万円から80万円程度の成功報酬もいただきます。

特別な企画になると、前金をもらった上で、成功報酬も30%いただきます。

従って、優秀なエンジニアやエグゼクティブなどは、一人1000万円ぐらいいただきました。

例えば、以前このブログに書いた話、私が新卒時代に担当した外資系金融機関の

システム部長案件などは、25年前ですが、前金と成功報酬合わせて、

お一人で1000万円以上いただきました。 

*そのときの話(完結編)は、こちらをクリック→

下記が、当時の代表的な商品です。

①TRS(トータル・リクルーティング・システム) エンジニアなら4~5名。事務・営業系なら8名程度。

 前金780万円お金 成功報酬50万円から80万円程度(一人決定当り)

②SRS(スタッフ・リクルーティング・システム) 事務・営業系4~5名程度。 管理職なら2~3名。

 前金360万円お金 成功報酬50万円から80万円程度(一人決定当り)

③技術系スポット企画  エンジニア1名

 前金190万円 成功報酬50万円から80万円程度(一人決定当り)

④事務系スポット企画  事務・営業系1名

 前金40万円  成功報酬50万円から80万円程度(一人決定当り)

⑤事務系管理職スポット企画  

 前金80万円  成功報酬100万円程度(一人決定当り)

⑥CES(キャリア・エントリー・システム) スキルの高いエンジニア4~5名 *優良大手企業限定企画

 前金990万円お金 成功報酬 年収の30%(一人決定当り)

主力商品は、上記①TRS と ②SRS です。

①TRSは、前金780万円と成功報酬を合計すると、1000万円を越える高額商品星です。

従って、この金額を決済できる権限を持った社長波平や役員波平にアポを取らないと、全く話にならんのです。

人事担当者のお兄様、お姉様では、

「前金で780万円です。」

と言った瞬間に泡を吹いてしまいますあわわっ。

社内的には、この前金の780万円が営業マンにカウントされぬけさく、成功報酬はキャリアアドバイザー部門に

カウントされていました。

私は、人材紹介の営業に7ヶ月、求人広告の部署に1年5ヶ月、新橋の人材紹介(オール新規開拓)に

6ヶ月、新橋の別の課に1年(ほとんど新規)、新宿支社立ち上げ(ほとんど新規)に6ヶ月、と過去の社員の

中で最も人事異動が多かった鳥(15年10ヶ月在籍で20回異動)ので、いつも新規開拓営業をしなければ

ならなかったのです汗

ある程度、昔からお取引のある固定客を担当していたら、80%はそれで数字を作れますが、

私は一度もそんな甘い汁は吸わせてもらえなかったです。

トラブルメーカーの自業自得ですが・・・苦笑

例えば、リーダー時代(入社4年目)の私のQ目標(四半期目標)が、8000万円 です。

自主目標は、9000万円。目標達成できないメンバーの分は、私がリカバリーします。

その内、最大顧客のS社から受注できそうな金額が、月1000万円、Q(四半期)3000万円。

その他、数社の既存客から、四半期1500万円で、既存客からのヨミ合計は、4500万円。

9000万円の残り、4500万円は新規開拓で稼がなければなりません。

4500万円÷3ヶ月=1500万円 ですから、毎月1500万円の新規受注(前金)が必要だったのです。

1500万円ですから、先ほどの商品①TRS 前金780万円 を新規で2本受注しないといけません。

そのためには、少なくとも10件の社長波平及び役員波平アポが必要です。

それも、採用に多額の予算お金を使える会社です。

従って、当時のビーイング、テクノロジービーイングで言えば、カラー2ページ(400万円から600万円)で

掲載しているような会社ですね。

または、モノクロ2ページ(150万円から200万円)でも、毎週連続掲載しているような会社です。

営業マンなら、誰でも狙うお金持ち企業お金ですから、ガードが固い鍵のですが、そこをかいくぐって、

社長波平や役員波平、最低でも人事部長にアポイントを取らなければいけません。

*アポイントの取り方は、以前のブログで解説しました。 (→4月のブログをご覧ください。)

お金持ち企業お金の重役波平に、10件アポイントが取れたら、20%程度の確率で、①TRS 780万円 が

受注できます。

ただ、そこには並々ならぬ営業力が必要です。

営業力と言うより、「職人芸芸能」かもしれません。

しかし、「職人芸芸能」である限り、それは量産できません。

「職人芸芸能」は、全ての営業マン(特に若い営業マン)は真似できません。

従って、「職人芸芸能の標準化」が必要です。

その「職人芸芸能の標準化」が得意なのが、鬼マネージャーのSさん節分でした。

Sさん節分の「勝利の方程式」の内容に関しては、明日、書かせていただきます。

いやー、当時の営業はきつかった汗

合掌。

 

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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