「なぜ、マネージャーになりたくない?」
「マネージャーになりたくない」 とか
「マネージャーを降りて、プレイヤーに戻りたい」 とか
そんな理由でご相談いただく
人材紹介コンサルタントの方が
少なくありません。
マネージャーの仕事の何が嫌なのか?
多くの皆さんから伺うのは
下記のような不安や不満と危機感です。
・KPI管理を中心とするマイクロマネジメントが嫌だ。
・有益とは思えないミーティングや打合せが多い。
・そんなミーティングのための準備にも時間を割かれる。
・何かと言えば 「レポートを出せ」 と言われる。土日もレポート作成をしている。
・そんな社内業務に追われて、お客様との接点がどんどん少なくなる。
・その結果、メンバーの方が採用市場に詳しくなり、自分がイニシアチブを取れなくなる。
・このままマネージャーを続けていると 「社畜」 になってしまい、転職もできない。
ただ、同じマネージャーという職位でも
「管理的仕事が多い会社」 と
「プレイングマネージャー的な会社」 と
分かれますので
後者であれば
管理一辺倒の仕事にはなりませんし
現場から大きく遠ざかる事もないでしょう。
まー、折角
「マネージャーになってくれ」 と言われたら
一度はやってみてから
マネージャーを続けるか?
プレイヤーに戻るか?
判断しても遅くないと思います。
「マネージャーになるとは、川を渡ることだ」
と言われることがあります。
「川を渡る」 とは
経営者の役割の一端を担うという意味です。
経営視点を持ちながら
現場の最前線でメンバーを育成しながら
目標達成に導く仕事です。
従って
ある時には経営者に対して
ある時にはメンバーに対して
物申す役割を担っています。
「言っていい事、悪い事。言っていい時、悪い時。言っていい人、悪い人。」
この辺のタイミングや洞察力が求められます。
「ともかく具体的に
動いてみるんだね
具体的に動けば
具体的な答が出るから」 みつを
合掌。
(本日の1枚:函館の市場のどんぶり)