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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「給料をケチるなと言ってるのに?」

「給料をケチるなと言ってるのに?」

しつこいですが

何度もこのブログで書かせていただいてます。

「無理して給料を上げてください」

と申し上げるつもりはサラサラないのです。

ただ、この人材争奪戦の時に

特に、現役の人材紹介コンサルタントの中でも

ハイパフォーマーを採用したいと思ったら

ある程度思い切って給料を出さないと

辞退されたり、競合他社に獲られてしまいます。

まして、この業界のほとんどの会社の給与制度は

「固定給+インセンティブ」 であって

全額固定給ではないのです。

インセンティブが年収に占める比重が大変大きいのですから

コンサルタントの業績次第で変動性が非常に高いですよね。

要するに、他業界に比べて

採用企業側のリスクより

コンサルタント側(応募者)のリスクの方が高いという構造です。

だからこそ、固定給の部分を

ちょっとリスクテイクして多めに出してあげれば

応募者のモチベーションはかなり上がります。

逆に、固定給の提示金額が低い場合は

「あまり評価されてないのかな?

 折角、頑張って来たのにな。

 そんなオファーだったら辞退しよう。」

という風に考えられてしまいます。

そして

「あー、あんなに手間暇かけて面接したのに

 最後は内定辞退かー。

 そんな事なら、もう少し頑張って給与を出したら良かった。」

と、後悔しても遅いですね。

そんな中途半端な対応が一番いけません。

「採用したいと思ったら、アグレッシブに獲りに行く」

「それほどでもないと思ったら、きっぱり不合格にする」

という様に、終始一貫した姿勢を応募者に示す事が大切です。

「採用したいけど、ちょっと給料が高いな・・・・・。」 なんて

最後に考えるのは

人材採用のプロであるはずなのに

何とも優柔不断で情けない対応だと思います。

そういう思い切りが悪い会社は

「一事が万事」 で

何をやっても思い切りが悪いから

結局、業績も伸びないという事につながります。

「逃がした魚は大きい」 ですよ。

例えば、年収を100万円上げるだけで

会社に2000万円の利益をもたらす人材を採用できれば

1900万円の得です。

こんな簡単な計算ができないのかな?

「やれなかった

 やらなかった

 どっちかな」                                                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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