「良い仕事をして全員年収１０００万円」

人材紹介会社のＸ社様の社長さんから

経営方針に関するお話を伺いました。

私：「社長、中期的な事業計画はどんな感じでしょうか？」

社長：「売上拡大を目的にしていません。社員が増えた分、結果として売上増になっています。」

私：「売上拡大を目的としていないとは、私も好きな事業方針です。」

社長：「あくまで、社員が良い仕事をする事によって、売上増につながりますよね。」

私：「それが理想だと思いますし、そういう人材紹介会社が増えるのが健全だと思います。」

社長：「その代わり偉そうですが、人材コンサルタント採用のハードルは高く設定しています。」

私：「そうでしょうね。実際、賢い社長さんほど社員採用で妥協はせず、堅実です。」

社長：「はい、事業に対する考え方に共通点が多いので、武谷さんだけに求人を依頼します。」

私：「ありがとうございます。ところで、コンサルタントの報酬に関する考え方はいかがでしょうか？」

社長：「実力主義は良いのですが、あまり短期間でアップダウンが激しいのはどうかと思います。」

私：「やはり、中長期的な社員と会社の成長が大切ですね。」

社長：「はい、良い仕事をして社員全員に年収１０００万円払える会社にしたいです。」

私：「同感です。良い仕事をするためにも、心理的安全性の高い職場づくりが重要ですね。」

顧客、良い仕事、社員、会社。

この四者はどのような関係にあるべきか？

「良い社員を採用する」　⇒　「顧客に良いサービスを提供する」　⇒　「顧客が成長する」

⇒　「社員が成長する」　⇒　「会社が成長する」

「売上・利益の拡大」　を目的とせず

「良い仕事」　をして

「顧客の成長」　をサポートする事を目的とする。

そして

「良い仕事」　をするために

「良い社員」　を採用して育成する。

当り前の事ですが

実践できている会社は

意外と少ないです。

「いまから

ここから」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。