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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「リクルート年間休日145日の感想」

「リクルート年間休日145日の感想」

リクルートらしい

思い切った人事施策に驚きます。

求人票にもしっかり

「年145日」 と書かれています。

145日 ÷ 365日 = 39.7%

1年の40%が休日とは

ほぼ週3日休みです。

勇気が必要な決断だったでしょう。

更に

145日のなかには個人で自由に設定できる

「フレキシブル休日」が含まれていて、

2022年度は14日と設定されています。

*この14日は、何もせず寝ていても良い。

との事です。

そこで実際

リクルートに勤務されている

幾人かの社員の方にもお話を伺いました。

リクルートと言っても

多くの事業部門がありますが

人材紹介事業部門の社員の方にお話を伺いました。

新制度導入当初は

「休日が多過ぎて大変です!!

稼働日の業務量が増えてパンクしそうです。

実際、システムが動いていない早朝6時から

22時ぐらいまで仕事をしています。」

と、おっしゃる方がいらっしゃいました。

特に、RAの中でもトップクラスの方で

月1000件もの紹介件数があるとの事でしたので

それはそれは考えられないぐらい大変です。

・RAはCAから紹介されると、それに対応しなければならない。

・企業が稼働している平日の日中に業務が集中する。

のような縛りがあるので

RAは、全てを自分でコントロールできません。

一方、CAの皆さんも

最初は大変だったようですが

早番・遅番などチームでシフトを組むなど

工夫して労働環境を改善したそうです。

また、ハイキャリアグローバル部門に所属している社員の方は

高年収領域へのシフトを加速しながら

業務改善する事によって

終業時間も21時 ⇒ 20時 ⇒ 19時(早い日は18時)

というように、かなり楽になって

落ち着いて来たとのお話でした。

「結局、リクルートって

会社は何も縛らないから

自分たちで考えて工夫してね。

ただ結果はちゃんと出してね。

という感じですよね?」

と、申し上げたら

社員の方も

「本当にそうですね。

前職では全て会社に決められていたので

リクルートの自由さに驚きました。

とてもフェアで納得できる評価制度など

社員の自発性を引き出す

期待通りの素晴らしい会社で

落ち着いた暮らしができるようになりました。

ありがとうございます。」

と、感謝のお言葉をいただきました。

「公園のように出入り自由な会社」 

を掲げるリクルートの全部ではありませんが

一部をレポートさせていただきました。

「自由と自発」 が

リクルートのエネルギーの源泉ですから

社員の自発性によるボトムアップを大切にする

企業であり続けてほしいと思います。

「自分が自分にならないで

だれが自分になる」                               みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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