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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「一緒に働きたくないのはどんな人ですか?」

「一緒に働きたくないのはどんな人ですか?」

この言葉は

X社様のマネージャーの方が

面接でご質問された事です。

おもしろい質問ですよね。

しかし

この質問には

賢い工夫がありますね。

一般的には

「どんな人と一緒に働きたいですか?」

という質問の方が多いでしょう。

ただ、そういう当り前の質問をすると

当り前の答が返って来そうですね。

従って、工夫して

「一緒に働きたくないのはどんな人ですか?」

という質問です。

この質問の方が

応募者に予測されにくいですね。

また、応募者の本音を

聞き出す事もできそうです。

「どんな人が好きか?」 よりも

「どんな人が嫌いか?」 

という質問の方が

答えにくいですが

本音を引き出せそうです。

特に、敵をつくりたくない日本人には

答えにくい質問のような気がします。

私も

「一緒に働きたくないのはどんな人ですか?」

と聞かれますと

ちょっと考えてしまいます。

自分の未熟さを考えますと

他人を論評する立場にないですね。

同じ職場の仲間になったら

意識して互いの長所を見つけて

認めて学んで

切磋琢磨して

高め合いたいです。

人間は弱いので

自己防衛のためか

他人の短所に目が行きがちでしょうが

そういう 「足の引っ張り合い組織」 が

うまく機能した試しがないと思います。

ウソをつくとか

ごまかすとか

そういうのは論外ですが

「何のために一緒に仕事をしているのか?」

と言うと、それは

互いの長所を活かし

短所は補い合って

シナジー効果を発揮するためですよね。

それが、組織で仕事をする意味だと考えます。

特に、マネージャーには

メンバーに対するポジティブな姿勢が

求められると思います。

「重箱の隅」 ばかり

つついてくるマネージャーほど

魅力がない人はいませんよね。

従って

この質問に対する私の回答は

「他人の短所ばかりを探す人とは

一緒に仕事をしたくない」

という事です。

「にんげんだもの」                                  みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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