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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「コロナ:諸外国の対応に学べ?」

「コロナ:諸外国の対応に学べ?」

日本が

「ぎりぎり持ちこたえている」

と言ってる内に

新型コロナウイルスの感染は

全世界に拡散し

今は欧米が中心地になってしまいました。

先週、世界的な金融機関での勤務経験と

国内外に豊富な人脈を有する

友人Aさんに伺いました。

「アメリカという国が

 無くなるかもしれないぐらいの状況です。

ウォールストリートがあるニューヨークは

あと5~6日が運命の分かれ目と言われています。

日本は、4月7日に非常事態宣言が出るでしょう。

ただ、この難局を乗り切るには

 マスク2枚ではダメです。

人としての好き嫌いやお国柄は別として

ロシアのプーチン大統領は

『給料は100%保証するから

  企業活動を休止して

自宅でしばらく過ごしなさい』

 と言っています。

 それによって、国民は安心します。

 国家のリーダーというものは

 そういう大胆な決断ができる人でなければ

 務まりません。」

との事でした。

ただでさえ経済状況が悪いロシアでの

今回のプーチン大統領の決断の結果がどうなるか? 

今後に注目です。

「日本には真似できないロシアの1ヵ月休業 プーチンはコロナとかく戦えり」

https://globe.asahi.com/article/13275451

また、少し前に大変だった韓国は

徹底的にPCR検査をして

感染者がドンドン増えて

一時期、医療崩壊が起きたようですよね。

しかし、現在は

感染者数の割に

死者数は少なく

日本よりも落ち着いている

印象を受けます。

確かに、ここまで日本は

何とか持ちこたえているように見えますし

そう思いたいです。

「重症患者に対する治療を優先する」

「むやみに検査をして、医療崩壊が起きないようにする」

これまでの方針は理解できますし

その時点では良かったと思います。

ただ、感染者が相当に増えて

フェーズが変わってきた現在は

ちょっと違う対応をしなければいけない。

そんな段階に入ったのではないでしょうか?

実際、「医療現場が限界に近付いている」 

という話が報道され始めました。

既に、医療崩壊は始まっているという医療従事者もいます。

そんな医師や専門家からの意見具申の結果が

「非常事態宣言」 という事なのかもしれませんが

「病床数の確保」 「感染軽症者の隔離場所の確保と移動」

「医療機器・器具・マスク・医薬などの増産・供給」

「外出自粛」 「営業自粛」 「学校休校」 など

これで何とかなればいいですね。

「給与補償」 などの救済措置の決定と実施に

こんなに時間がかかっても

暴動も略奪も起きないという日本人は

素晴らしい国民性ですね。

本当に、政治は

「素晴らしい国民性」

ある意味

「お人好しの国民性」

に、救われているような気もします。

・社会保険制度が充実している。

・海に囲まれた単一民族国家で優しい。

・治安が良く生死の問題にさらされた経験が少ない。

・第二次大戦以降、戦争をしてない。

・他の先進国に比べると、貧富の差や人種差別が少ない。

など、色々な要因があるでしょう。

外国であれば

暴動や略奪が起きて

警察や軍隊が出動しても

おかしくないかもしれませんが

交番の警察官に

文句を言っている人もいません。

平和な国です。

今、実際にPCR検査をしたら

何万人が感染しているのでしょうか?

問題は

数を知る事よりも

その人たちを特定できず

感染を拡げている限り

コロナとの闘いは終らないという事です。

従って

「みんな感染しているかもしれないから

とにかく自宅で過ごせ!!

 これ以上、他人に移すな!!」

という事です。

こういう絶妙な 「ごまかし」 も

日本らしいカルチャーですが

それでどこまで引っ張れるのか?

「国民の自粛・忍耐」 に頼るのも

ある程度の限界があると思いますが

今はとにかく我慢するしかありませんね。

国民の民度の高さで

コロナと勝負です。

「そのとき

どう動く」                              みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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