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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「母の愛情に感謝」

「母の愛情に感謝」

以前、このブログにも書きましたが

3月の人間ドックで

私に 「肺がんの疑いがある」 

との指摘を受け

精密検査をしました。

結果としては

「昔の風邪の炎症の痕跡であり

 肺がんではない」

という診断でホッとしました。

ところで

毎月1~2回

実家の両親に電話をしているので

色々と近況を聞かれて

「人間ドック」 の話もしておりました。

そうすると特に母親が

私の診断結果を随分心配していた様子で

私:「お母さん、再検査の結果

   何でもなかったよ。」

母:「あー、良かった。

   あんたね、もう心配させなさんな。」

私:「いや、そんな事を言われても

   根掘り葉掘り聞かれるけん

   再検査に行くと言うただけやん。」

母:「もうね、子どもがね

   ガンかもしれんとか聞いたら

   生きた心地がせんよ。

   そんな事になるんやったら

   自分が死んだ方がいい。

   ほんと、あんた心配させなさんな。」

私:「心配させてごめん。

   もうこれからは

   お母さんには何も心配させる事は

   言わんことにするよ。」

母親の愛情は有難いですね。

そんな話があって1か月後に

私が実家に電話をしました。

私:「二人とも元気ね?」

父:「それがどうもなー。

   ちょっと、お母さんにかわるよ。」

私:「お母さん、どうしたんね?」

母:「お父さんを

   ガンから救ってくれた

   先生に診てもらったら

   肺がんの可能性が高いと言われたんよ。」

私:「なんでね!!

   今まで、そんな兆候なかったやろ?」

母:「うん、私も意外やったけど

   とにかく精密検査をたくさん受ける事になりそうで

   それが嫌なんよ。

   最終的な結果が出るまでには

   1か月以上かかりそうやし

   その時間が嫌で仕方ない。」

私:「その気持ちはわかるよ。

   できるだけ外に出て

   気分転換してね。」

それ以降

毎朝・毎晩

母の事を祈って来ました。

そして、検査結果が出た昨日は

「母の日」 の翌日でした。

私は、腹をくくって電話しました。

私:「お母さん、結果はどうやった?」

母:「それがねー

   MRIにも

   PETにも

   何も写ってなくて

   ガンじゃないかも?」

私:「えー、そんな事もあるんやね?

   良かったやん!!」

という事で、これまで

一時は

「私の身代わりに

 母が肺ガンになったのか?」

と思いましたが

ひとまず安心しました。

「お母さん、まだまだ長生きせんとね。

 もうちょっと親孝行するけん。」

母親の愛情に感謝です。

「おかげさん」                                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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