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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「将来が不安な人は独立しましょう?」

「将来が不安な人は独立しましょう?」

「独立開業」 とか 「個人事業主」 とか言いますと

何やら言い知れぬ不安な気持ちを

抱く方が多いと思います。

もちろん、私もそうでした。

そして今も

その不安が消える事はありません。

時々、夜中に

「内定辞退の夢」 を見て

目が覚める事もあります。(笑)

従って

「将来が不安な人は独立しましょう!!」

と言うのは

矛盾している部分もあります。

しかし、冷静に考えてみますと

「組織人として働くのと

 独立するのを比較すると

 自力で変えられる事がどれぐらいあるか?」

という部分が焦点になると思います。

例えば、下記のような不安要素があります。

・景気(求人状況)が変動する。 ⇒ 小規模企業の方がマクロ経済の影響を受けにくい。

・ご相談者(求職者)は、どうやって集めるのか? ⇒ SNS活用。ランチしたり飲めばいい。代替手段はある。

・マッチングシステムは? ⇒ 取り組む領域(業界や職種や年収)を決めて特化すれば簡単。

・資金繰りは? ⇒ 人を雇用しないで、オフィスや広告費にお金をかけなければいい。

・給与の安定性は? ⇒ 稼げなかったら、給料を減らせばいい。

・マンパワーは? ⇒ 自分の健康を維持して頑張ればいい。

・上司との関係は? ⇒ 上司はいないので、ノンストレス。

簡単でしょう?

要するに

ほとんどの事を自分だけで

コントロールできるのです。

逆に、組織人の場合は

・アホな経営者や上司の判断ミスによる業績悪化やリストラ

・社内で優秀な登録者の奪い合いが起きる。

・精度の低いマッチング

・他社に買収される可能性も?

・経営状況次第で、給与も変動する。

・自分に替わる社員はたくさんいる。

いかがでしょうか?

「組織人として働くのと

 独立するのを比較すると

 自力で変えられる事がどれぐらいあるか?」

明白です。

もちろん、志向や適性もありますので

必ずこっちとは言えませんが

「あー、独立マインドもあって

 私なんかより実力もあるのに

 踏み出せない人がたくさんいて

 もったいないな」

と感じる事も多いです。

実際に

「武谷さんのような働き方が理想なんですが

 踏み出す勇気がなくて・・・・・。」

と、おっしゃる方が少なくありません。

それぞれの人生なので

良し悪しではなく

それもこれも一局なのですが

先日のブログでも書かせていただいたように

人が独立するタイミングは

大きく二つです。

1 新たに心からやりたい事が見つかった時

2 組織に対して、とことん愛想が尽きた時

そこまでは

今のままで頑張ってください。

腹をくくれないまま独立するのは危険です。

「やれなかった

 やらなかった

 どっちかな」                                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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