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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「クリントン候補の敗北と内定辞退」

「クリントン候補の敗北と内定辞退」

昨日のアメリカ大統領選では

まさかのトランプ候補勝利に驚いた方も多いと思います。

前日まで、クリントン候補の優勢が伝えられ

すっかり油断していたら

選挙当日にまさかの大どんでん返しでしたね。

アメリカの国民は最後に

変わらない安定と不満より、希望と変革のリスクに賭けたわけですね。

日本人であったら、こんなリスクテイクできましたかね?

クリントン陣営も読み違いや誤算はあったでしょうが

何となく嫌なムードは常に感じていたのではないでしょうか?

クリントン候補の敗北宣言も大変早かったですよね。

戦ったご本人はきっと薄気味悪さを感じていたと思いますよ。

8年前、アメリカ国民は

「Yes,we can!!」 

と変革を望んで、オバマさんを選んだのに変わらなかった。

「クリントン候補に投票して、また変わらないのは嫌だ。

 リスクは大きいけど、とにかく変えてくれそうなトランプ候補に賭けてみよう!!」

そのような心理が投票行動に大きく影響したのではないでしょうか?

昨日、この選挙結果を見ながら

「内定辞退に似てるなー」

と苦笑いしてしまいました。

「俺もクリントン候補と同じような失敗を時々してるなー」

と感じたわけです。

「多分大丈夫だけど、何だか気持ちが晴れないなー。

 薄気味悪いなー。

 考えたくないけど、ひょっとして内定辞退するかも?

 いやいや、しないしない。

 大丈夫だろう?」

と思っていたら、やっぱり内定辞退された!!

なんて事は、人材紹介コンサルタントの方々は

皆さん、経験されていると思います。

トランプ候補が好きだから投票した人も多いでしょうが

クリントン候補には変革を期待できないから

悩んだあげくトランプ候補に投票した人も多いでしょう。

「内定辞退した企業は立派な会社で光栄ですが

 何だか他社の方が不安定だけど魅力を感じました。

 うまく説明できなくて済みません。」

というような辞退理由って、時々聞きますよね?

選挙も人材紹介も似ていて

人間が最後の選択をする瞬間

投票箱に投票用紙を入れる瞬間まで

勝負ってわからないものですね。

民衆の心。

キャンディデートの心。

心と心でつながっていないと

大どんでん返しが起こります。

気をつけましょうね。

「いいことは

 おかげさま

 わるいことは

 身から出たさび」                             みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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