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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「1社目は厳しい会社がいい」

「1社目は厳しい会社がいい」

何が厳しいのかは人それぞれですが、1社目は厳しい会社でもまれた人の方がいいです。

厳しい会社にいた人は、転職する際に有利です。

クライアント:「あー、あの厳しい会社で3年頑張れたのであれば根性あるでしょうね?」

私:「はい、もちろんです。

   毎日100件TELアポしてましたし、上司からも大変厳しい指導を受けて来ましたから

   少々の事では動じないですよ。」

クライアント:「楽しみですね。

        是非面接させてください。」

こんな展開が多いです。

ただ、折角厳しい会社に入社しても、1年未満で辞めたら不利です。

クライアント:「やっぱり長続きしませんでしたか?

        それであれば面接は見送ります。」

こんな展開もあります。

「ブラック企業」 とか言う呼び方が流行ってるようですが、

私はその呼び方は好きではないです。

法令無視で反社会的企業であれば、それは明らかにブラックでしょう。

糾弾されるべきだと思います。

そんな会社に人材をご紹介する気は毛頭ないですし、片っ端から切り捨てます。

ただ、法令の範囲内で事業を行っているけれども、

ハードマネジメントでハードワークである会社は山ほど存在します。

人材紹介会社であれば、リクルートエージェントやインテリジェンスも

かつてはそうでしたし、今でもハードだと感じている社員は少なくないかもしれません。

焦点はブラックとかグレーとか言う事よりも、

「この厳しい時代を生き抜ける人材が育つ会社なのか?」

という事だと思います。

その観点からは、リクルートもインテリジェンスもエクセレントカンパニーです。

転職先で活躍したり、独立して事業を営んだりしている人材を輩出しています。

もちろん、成功事例ばかりではなく失敗している人もいますし、

病気になって辞めた人もいます。

不幸な事例をあげたらきりがありません。

ただ、入社時は覚悟の上で飛び込んだはずです。

厳しいか生ぬるいかぐらいの事は、ある程度情報収集できる時代です。

思い切って飛び込んで合わなかったら仕方ないし、

もっと自分に合う会社を探すしかないです。

合わなかったからと言って無意味ではないです。

今後の方向修正に役立つわけです。

いずれにせよ、最初の一歩は少し歩幅を大き目に踏み出して

厳しいでしょうが若い内にストレッチした方が

2社目以降が楽に感じるという事です。

1社目でそういう決断ができなかった人は、後からストレッチする必要が出てくるので

若い時より負担に感じるケースが多いです。

「若い時の苦労は買ってでもせよ」  とは、よく言ったものですね。

「なみだで洗われたまなこは きよらかでふかい」   みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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