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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「礼節」

「礼節」

(礼節とは?)

人間生活の習慣として、身を守り、生活体である社会を守っていくのに

もっともウエットな知恵が要請される。

それが道徳であり、道徳が形として現れたのが「礼儀作法」です。
相手を尊敬し、自分を謙遜し、行いを丁寧にすることが「礼」です。

この「礼」を時に即し、場合に応じて、自分の行動ができるように、

わきまえる事が「節」です。「礼節」を知って初めて一人前の人間といえるのです。

私もできていない事だらけで偉そうに言えませんが、

本当に 「礼節」 って大切ですよね。

ある意味、人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)にとっても

最も重要な事だと思うのです。

それは単に

「挨拶する」 とか 「頭を下げる」 とか、

そういう形式的な行為ではないのです。

本当に相手の事を 「尊敬しています」 という気持ちから自然と現れる態度です。

・オフィスを清潔にしているか?

・お客様を待たせずに会うか?

・誠心誠意ご挨拶できるか?

・名刺を丁寧に交換するか?

・お互いの目を見るか?

・相手を威圧しようとしないか?

・ちゃんと上座に座っていただくか?

・上司にも引き合わせるか?

・真摯に話を聞く姿勢があるか?

・自分の情報を隠さずに開示するか?

・うなづいたり相槌をうったりするか?

・相手の長所を見つけてほめるか?

・「ありがとうございます」と感謝の気持ちを言葉にできるか?

・「申し訳ございませんでした」と心から謝罪できるか?

・ウソをついたり、はったりを言わないか?

・食事やお酒は相手に先にお勧めするか?

・お会いできた事のお礼を言えるか?

・別れ際は最後までお見送りするか?

・最敬礼できるか?

最近、上記のような事が何一つできない無礼者と会いまして、

私は当然ながら激怒して相手を叱りまくり、

もうとにかく気分が悪くて二度と会わないと決めました。

こういう基本的な事は、子供時代からの教育が肝心だと思います。

大人になってからでは遅いです。

多くの親ができないし大切だと思う意識が薄いから、やらないし、できません。

当然、その子供もできませんし、やる必要すら感じていません。

「やらない、できない」 が当り前になっている気がしませんか?

そして、「ため口」 が普通の時代です。

それでは、就活でいきなり敬語を使えるわけがないです。

「衣食足りて礼節を知る」 と言いますが、

「衣食足りて礼節を忘れる」 とは一体どういう事ですかね?

全く情けない話ですが、少しでも良い社会にするためには、

我々一人一人が当事者意識と勇気を持って、

礼節をわきまえていない人間を見つけたら正していかないと駄目ですね。

「うつくしいものを美しいと思える あなたのこころがうつくしい」   みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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