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「中小ベンチャー企業で働こう!!」

「中小ベンチャー企業で働こう!!」

 

 

 

5月15日(火)日経新聞(夕刊)の一面トップと社会面記事から一部抜粋です。

 

 

 

大卒就職率93.6%に改善

 

今春個別支援が効果

 

 

 

今春卒業した大学生の就職率は4月1日現在で、前年同期比2.6%増の93.6%だったことが

 

15日、文部科学省と厚生労働省の調査で分かった。

 

過去最低の前年同期を上回り、4年ぶりに改善した。厚労省はハローワークと大学が連携し、

 

支援を強化した結果、中小企業への就職が進んだためとみている。

 

 

 

雇用環境なお厳しく

 

就職率は改善したとはいえ大企業を中心に雇用環境全体は依然、

 

厳しい状況が続くとみられる。

 

 厚労省などは就職支援の一環として、全国のハローワークに就職相談員の

 

ジョブサポーターを配置。今年1~3月、未内定者を対象に、集中的な個別支援を

 

実施した。ジョブサポーターを利用し、中小企業を中心に約1万5千人の就職が

 

決まった。就職率で、4.1ポイントの押し上げにつながった。

 

 就職率上昇の背景には、採用意欲が高い中小企業と大手志向が根強い学生

 

との雇用のミスマッチがある程度、解消されたことが大きいとみられる。厚労省は

 

「就職率は上昇したが、雇用環境の改善は進んでいない」と分析している。

 

 

 

中小企業の門たたく

 

大卒就職率が改善

 

15日に発表された今春の大卒者の就職率。4年ぶりに改善したとはいえ、

 

大手企業の採用が厳しい中、中小企業への関心が徐々に高まっている。

 

中小企業の就職サイトの利用が増加。ハローワークの支援を得た駆け込み就職も

 

目立つ。現実的な選択をする学生がいる一方で、大手志向も根強く、関係者は

 

「中小企業にも目を向けて」と呼びかけている。

 

 

 

「仕事任されている感じ」

 

「就職活動中、中小企業で責任ある仕事がしたいと思うようになった。」神奈川大を

 

卒業し、今年4月から社員約20人の川崎市の広告会社に就職した女性(22)は

 

こう話した。

 

 就職活動の当初は大手企業への就職を希望。大手企業約5社の面接を受けたが、

 

いずれも内定をもらえなかった。中小企業に方向転換したのは昨年4月。

 

約10社の中小企業を受け、昨年6月に1社の内定を得た。「大企業に就職できた

 

としても埋もれてしまうだけと考え直した」と振り返った。

 

 就職から1カ月半。すでに伝票や請求書の仕分けなどを担当する。女性は

 

「大手企業に就職した友人は研修中の人も多いが、仕事を任されている感じがする。

 

しっかりスキルを磨きたい」と表情を引き締める。

 

 

 

希望者1.7倍

 

 リクルートの調査によると、従業員300人未満の中小企業への就職希望者数は

 

2010年卒が4万7800人。それが11年卒は6万8700人、今春卒は8万2400人

 

となり、10年卒と比べて1.7倍に増加した。同社は「大企業に挑戦しても就職が

 

難しく、目先を変えて中小企業を目指すケースも少なくない」と分析する。

 

 

 

大学と連携

 

 大企業を中心に厳しい就職環境が続く中、ハローワークは学生と中小企業との仲介に

 

力を入れる。

 

 東京労働局は今年2月、「東京新卒応援ハローワーク」を港区六本木から交通アクセス

 

のよい新宿駅近くに移転。ジョブサポーターも昨年度から13人増やし、63人体制で就活

 

支援に当たる。利用者数は前年比5割増しという。

 

 厚生労働省は「大学とハローワークの連携が進み、学生が中小企業の採用情報を多く

 

知ることで就職に結びついた」と分析。東京新卒応援ハローワークの川野辺哲夫室長も

 

「中小企業への就職を勧める大学も出ている。学生は視野を狭くすることなく就活に

 

臨んでほしい」としている。

 

 

 

                                            記事抜粋は以上

 

 

 

少し中小企業に目が向き始めた、目を向けざるを得なくなった。

 

大いに歓迎したい傾向だが、問題は入社後の定着率だ。

 

最初の会社の在籍期間が短いと、その後も転職癖がついてしまい、

 

20代で3社、4社経験している人を頻繁に見る。

 

これではその後のキャリア形成が厳しくなる。

 

余程の事情がない限り、最初の会社で歯をくいしばって頑張ってほしい。

 

必ず何かが見えてくるはず。
私は大手ばかり経験したように見えるだろうが、当時のリクルート人材センター
(現:リクルートエージェント)は
設立8年目の社員数十人の会社だった。

 

2社目のJACジャパン(現:JACリクルートメント)も40名だった。

 

3社目のマンパワー・ジャパンだけが1000名強の会社だった。
私はリクルート本体では必ず埋もれていただろう。
あえて当時誰も知らないリクルート人材センターに配属してもらって助かった。
リクルートの社員でも、この会社を知らない人が数多くいた。

 

しかし、メジャーな事業部に配属された同期ほど競争が厳しく大変そうだった。

 

時代が変わり、今は人材紹介業が世の中で広く知られるようになった。
JAL、東京電力、パナソニック、ソニー、
どんな大企業に入っても必ずリストラはある。

 

転職すれば次は中小ベンチャー企業で働くケースが多い。
向き不向きはあるが、
中小ベンチャーでも生き抜ける力をつけておいても損はない。

 

 

 

 

 

「名もない草も実をつける いのちいっぱいの花を咲かせて」   みつを

 

 

 

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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