「ＡＩにできないエグゼクティブサーチをやりたい」

優秀な人材紹介コンサルタントの方々も

大きく二つに分かれますね。

1　ずっと同じ業界や職種を深堀したい。

2　業界・職種にとらわれず、エグゼクティブサーチをやりたい。

という選択肢です。

私の場合はずっと

・人材紹介コンサルタントの経験者

・人材紹介コンサルタントをやりたい未経験者

という単一業界・単一職種に

取り組んで来ました。

もちろん

「社長候補が欲しい」

「事業部長が欲しい」

「マネージャーが欲しい」

という案件はあります。

ただ、一番の中心は

「売れるコンサルタントが欲しい」

という要望です。

「即戦力採用」

それはそうですよね。

一方で

私のお客様の中には

エグゼクティブサーチファームもあります。

増えています。

しかし

エグゼクティブサーチの経験者は少なく

探すのに苦労しますし

結局、人材紹介コンサルタントの中で

素質豊かな方をご紹介するケースが多いです。

そして

エグゼクティブサーチファームの経営者の方も

「エグゼクティブサーチの経験者は見つからないだろうね？」

という事をわかっていらっしゃって

柔軟な姿勢で面接していただけます。

私からは

「ご選考の際、重視される要件は何でしょうか？」

と、質問させていただきますが

会社によって

あまり大きな違いはありません。

その要件とは

①人材紹介会社でトップクラスの業績を上げていた。

②なぜ、エグゼクティブサーチをやりたいのか？　理由が明確なこと。志が高い人。

③過去の経験や実績をゼロリセットして、学び直す覚悟や意欲があること。

という、大きく三つです。

この三つの要件を満たせる方は

意外となかなかいらっしゃいません。

しかし

根気よく探して

面談ヒアリングで深堀できれば

「実は、エグゼクティブサーチをやりたいと思っていました」

「ＡＩにはできないエグゼクティブサーチをやりたいです」

「業界や職種の枠を超えた、ダイナミックな仕事をしたいと考えていました」

という方は

結構いらっしゃいます。

その結果

弊社の成約の過半数は

エグゼクティブサーチを志向される方々に

なっております。

これまでの経験や実績を

一旦リセットして

エグゼクティブサーチに取り組むという事は

大変な勇気と覚悟が必要ですが

「あえて難しい仕事に取り組まないと、ＡＩに負けてしまい、自分は生き残れない」

という、強い危機感を持っている方も

少なくありません。

ＡＩと競争・共存する社会になってきましたが

「人間にしかできない仕事は何か？」

という事を

多くの皆さんが考えています。

これもＡＩ革命ですね。

「一生勉強

一生青春」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。

（本日の１枚：築地場外のマグロ丼はうまい）