「大東です:寝坊にまつわる失敗談」
本日のブログは、副社長の大東(だいとう)に書いてもらいます。
武谷 広人
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こんにちは。大東利恵(だいとうりえ)です。
大東利恵コンサルタント情報(Linkedin)
本日は、私がブログを担当します。
どうぞよろしくお願いいたします。
皆さんは、目が覚めた時に
「既に始業時間を過ぎていた」なんて経験はありますか?
私自身は、20代の頃
企業訪問アポイントの30分前に目が覚めたことがあります。
本来は会社に出社後
アポイント先に向かう予定でしたが、もちろんそんな時間はありません。
とにかく超特急で準備をして
全速力で走ってギリギリセーフ、という事がありました。
そして、「寝坊ネタ」 で一番思い出に残っているのは
私が管理職時代のメンバー・Aさんのことです。
ある日、Aさんが始業時間になっても出社をしません。
何度電話しても、メールを送っても、連絡が取れません。
時間は既に午前10時半。
流石に心配になりました。
もしかしたら、体調不良で意識を失っている!?
それとも、何か犯罪に巻き込まれたのでは!?
Aさんの自宅に様子を見に行く必要があると判断し、
男性マネージャーのBさんにお願いし
Aさんの自宅に一緒に行ってもらいました。
自宅マンションの入口で 「ピンポーン」。
しばらく間があって
「・・・はい」
とAさんの声が!
扉が開きました。
Aさん:「おはようございます・・・」
私:「大丈夫?体調悪い?」
Aさん:「大丈夫です・・・。今起きました・・・」
私:「良かった!倒れたりしてなくて」
Aさん:「本当に申し訳ありません・・・」
単なる寝坊でした。
Aさんは、元々、とっても気にする性格です。
気持ちは痛いほどわかります。
皆さん、想像してみてください。
上司が自宅に、寝坊した自分を起こしに来ているわけです!
どんな対応をすれば良いか、頭の中真っ白だったはずです。
私:「Aさん、後で出社する時、深刻な雰囲気じゃなく
『いやー、寝坊しちゃいました! はははー!』 って感じで、 自虐ネタにするくらいの感じで出社してね。」
Aさん:「・・・」
私:「その方が、きっとみんなも受け入れやすいから! 大丈夫!」
と言って、Aさんの自宅を後にしました。
Aさんは相当出社しづらかったはずですが
それでも頑張って出社し、自虐ネタ披露。
周りのメンバーも 「何やってんだよ~」 と笑いながら受け入れてくれました。
もちろん、寝坊してお客様や周りに迷惑をかけるべきではありませんが
失敗は、次に生かすことができる大きな経験だと思っています。
そんなAさんも、今や立派なマネージャーとして大活躍中です。
もしかしたら、以前とは逆の立場で、同じような経験をしているかもしれません。笑
メンバーが失敗したときに、委縮させず
次につなげるよう促すこと、とても大切なことですね。
私自身も良い経験になりました。
以上、大東利恵でした。
(本日の1枚: 猫はぐっすり就寝中)
「つまづいたって
いいじゃないか
人間だもの」
みつを
合掌。