「社長との相性は大切ですか？」

先日

ご相談させていただいた

優秀な人材コンサンタルトAさんと

下記のような会話をしました。

Aさん：「先日、ベンチャー企業の社長さんと面接しましたが、ちょっと違和感がありました。」

私：「社長さんに違和感があったのですか？」

Aさん：「はい、マネージャーの方など、現場の皆さんとは親和性を感じたのですが・・・。」

私：「それは残念ですね。」

Aさん：「やはり、社長さんとの相性は大切でしょうか？」

私：「はい、特にベンチャー企業の場合、社長との相性が全てと言ってもいいと思います。」

Aさん：「そんなに？」

私：「数万人の大企業とか、ただの雇われ社長であれば違いますが、オーナー社長の場合はですね。」

Aさん：「まさに、オーナー社長です。」

私：「オーナー社長は、全ての重要事項の決裁権者ですので、相性が合わないと苦労します。」

Aさん：「やはり、そうですよね。」

社長やオーナーなど

会社の最終決済権を持っている人と

「相性が悪い」　と感じた場合

そのような会社に転職するのは

やめた方がいいですね。

「相性が合う」　と思って入社しても

半年・１年と仕事をすると

関係が悪化するケースも

少なくありません。

まして

初対面から　「相性が合わない」　と感じた

そんな社長さんが経営する会社に入社するのは

危険過ぎます。

会社の　「ビジネスモデル」　など

ロジックも大切ですが

経営者の　「価値観」　「感性」　「こだわり」　など

そんなアナログな部分で

相性が合う事の方が重要で

転職で成功するためには

不可欠な要件ですね。

「ひとの世の幸不幸は

人と人とが

逢うことからはじまる

よき出逢いを」　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みつを

合掌。