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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「売上7000万で年収たった700万円!」

「売上7000万で年収たった700万円!」

この話が

最大手のリクルートであれば

私もわかります。

昔々の1987年

私が新卒入社4年目だった年は

売上3.5億円で

年収700万円ぐらいだったと思います。

リクルートですから

メディアを活用した集客力もあって

多くの方が登録されていました。

会社の知名度が高いので

新規求人開拓もやりやすかったです。

おまけに

RA&CAの分業体制ですから

個人力に頼る小さなブティック型エージェントの

両面コンサルタントと比較すると

10倍ぐらいの売上を上げられます。

組織力の勝利です。

しかし

個人力に頼る

ブティック型エージェントでは

一人で売上3.5億円など不可能です。

その10分の一の

売上3500万円でも上等なコンサンタルトです。

その代わり

・新規求人開拓&訪問

・応募者スカウト&面談

・進捗管理

・契約書締結、求人票や推薦状作成など各種事務処理

などなど、全て自力でやらなければいけません。

このように

個人力に頼るからこそ

売上(粗利益)3500万円でも

年収1000万円に到達できます。

そんなスーパーマンはいませんが

仮に売上3.5億円できる人材コンサルタントがいたら

年収1億以上になるでしょう。

ところが

ブティック型エージェントなのに

「売上7000万で年収たった700万円!」

という方が存在しています。

これは、株主配当や会社の無駄遣いに

搾取されているのでしょう。

このような会社は

生産性の低い他事業に手を出すなど

無駄な投資をして

貴重な社員に対する還元を

軽視しています。

その結果

会社業績は停滞し

コンサルタントの年収は低空飛行を続け

優秀な社員から流出してしまいます。

そして

その欠員を埋めるために

新人をどんどん採用しますが

戦力化のための育成が追いつかず

益々業績が悪くなります。

従って

単にブクブクと規模拡大に走るのではなく

優秀な社員に適正な還元をして

定着してもらいましょう。

そうすると自然と

筋肉質で高収益の会社になります。

くれぐれも

会社というモノは

規模拡大だけを目的にしてはいけませんね。

「批判はしたけれど

自分にできるだろうか」                                   みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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