ホーム > 社長ブログ > 「都心のオフィスはベンチャーだらけ」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「都心のオフィスはベンチャーだらけ」

「都心のオフィスはベンチャーだらけ」

コロナ禍で

多くの企業が

リモートワークを採用しました。

満員電車での通勤も少なくなり

移動時間も削減されるため

「業務効率の向上」 という

メリットが大きいですね。

また、これまであまり関われなかった

育児や家事にも時間を割けるようになったり

パートナーとのコミュニケーション量も増えたり

そんなメリットも大きいですね。

その方が勤務する会社や職業によっては

地方や海外に移住して

リモートワークをされている方もいらっしゃいます。

一方で

「直接的なコミュニケーション量が減るので社員を育成しにくい」

「リモートワークではマネジメントに限界がある」

など、デメリットを指摘する声も寄せられています。

会社の方針はもちろん

個々人の立場や役割

ライフスタイルや好きな働き方によって

色々な意見があっていいと思います。

独立起業して17年

その大半を以前からリモートワークをしている私としては

コロナ禍の最大の産物の一つが

毎日出社しなくても働ける

リモートワークの普及だと感じています。

だって、ちゃんと仕事したら

リモートワークでも全然やっていける事を

経験値から実感しているからです。

ちゃんと仕事をしていたら

「リモートワークだから業績が落ちる」 とか

「リモートワークだから生産性が下がる」 とか

そんな事は全くないからです。

肝心なのは

「誰も監視していないので自己責任で働いたり休んだしてください」

という、セルフコントロールに委ねられる事です。

周囲に誰もいない状況でも

ポイントを押さえて

しっかり働いて

休むべき時はゆっくりすればいいだけです。

しかし、これって

出社してマネージャーの監視下にあっても

生産性が高い社員も

低い社員もいますので

結局、セルフコントロール力の問題だと考えています。

そして

リモートワークであっても

業績を上げるためには

自然と忙しくなりますから

そんなに暇じゃないですよね。

他の社員とは

オンラインで情報共有すればいいし

個別に相談したい事や指導したい事があれば

ワンオンワンでじっくり話せばいいです。

最近

「全社員が出社したらデスクが足りません」

という人材紹介会社が急増しています。

全社員が出社しない前提で

計画的に狭いオフィスを借りているんですよね。

私は近未来

登記上の本社や支社は別として

全社員が出社する前提のオフィスを持たない会社

もっと申し上げると

実質的なオフィスを持たない

リモートワーク前提の会社が急増すると考えています。

その結果

都心の高い賃料のオフィスはガラガラになって

賃料が大幅に下落します。

そして、そんな都心のオフィスに入居する

中小ベンチャーが急増するだろうと想像しています。

ステータスの向上と社員採用のために

都心にオフィスを構える。

既に、そんな時代が来ています。

「都心オフィス賃料、24カ月連続下落 コロナで拠点見直し」

「都心新築オフィス、4割近くが空室に……空室率、リーマンショック時に迫る」

実際、こんな記事がたくさん出ていますよね。

「柔軟心

やわらかいあたま

やわらかいこころ

わか竹のような」                               みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ