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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「需給バランスに応じたミニマムチャージ」

「需給バランスに応じたミニマムチャージ」

連日のように

新規のお客様(人材紹介会社)から

人材コンサルタントの求人のご依頼をいただいております。

ありがとうございます。

ご相談の最後に

人材紹介契約の話になるのですが

昔のように

「理論年収の30%でお願いします」

というケースは皆無になりました。

リーマンショック以来

ここ10年以上

人材コンサルタントの求人が激増しており

完全に 「需要過多」 の状況が続いています。

更に 「需要」 の中身も大きく変わっています。

昔は

「未経験者でも営業経験があればいい」 というような

未経験者歓迎求人も多かったのですが

最近は

「未経験者の場合、MARCHクラス以上の営業経験者」

というような、厳しい注文も少なくありません。

そして 「未経験者歓迎求人」 は多いのですが

「できれば、人材コンサルタント経験者を紹介してほしい」

と、要望されるケースが過半数を占めています。

更に

「高業績を上げている人材コンサルタントを紹介してほしい」 とか

「マネジメントができる経験者がほしい」 とか

非常に難しい求人が増えています。

これほど 「人材コンサルタント不足」 の時代に

昔よりも遥かに高いご要望が寄せられています。

従って

成功報酬(FEE)に関しても

「年収の30%」 では全く割に合わないので

ここ数年、大幅に改定させていただきました。

下記のように、ミニマムチャージ制を導入させていただきました。

例えば

・未経験者:200万円 または 年収の40% の高い方

・経験者(ジュニアクラス):300万円 または 年収の40%の高い方

・経験者(シニアクラス):400万円 または 年収の40%の高い方

というような、料金体系です。

特に、多くの人材紹介会社の給与制度が

「固定給+インセンティブ」 であり

固定給が低い会社も多いので

成功報酬が 「固定給の30%」 では

全く話になりません。

モノと同じように

サービスにも

「需給バランスに応じた価格設定」 

がある方が健全だと考えています。

特に、当社のような特化型エージェントには

紹介人数の多さよりも

「紹介人材の質」 を強烈に求められています。

1社とお一人にかける工数も莫大です。

「スシロー」 ではなく

「銀座の高級店」 にならないと

生き残れません。

1年にお一人でもいいので

「とても良い方を紹介してくれてありがとう」

と言われるような仕事をしないと

我々の存在価値はありません。

「ひとつの事でも

なかなか思うようには

ならぬものです

だからわたしは

ひとつの事を

一生けんめい

やっているのです」                            みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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