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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「管理職適性無し。独立起業しかない。」

「管理職適性無し。独立起業しかない。」

最近

「将来は独立を考えています」 

という人が多いです。

自営業者が減っている日本においては

元気があって良いことだと思います。

ただ

「何のために独立するんですか?」 

という質問に答えられる人は少ないです。

それから

「いつまでに独立するんですか?」 

という質問に答えられる人も少ないです。

漠然と思っているだけでは独立はできないし

独立してもうまく行かないと思います。

独立起業というのは

余程やりたい事が明確な人か

余程サラリーマンが嫌な人が

向いているのではないでしょうか?

私の場合は、後者の理由で独立しました。

1 管理職はこりごりだ。もっと自由にやりたい。会議や上司は不要。

2 自分には管理職適性がない。

3 自分はプレイヤーが好きだ。

4 一人で仕事をするのは集中できるので好きだ。

お恥ずかしながら

ポジティブと言うよりネガティブな理由が多いです。

要するに、管理職失格です。

こんなわがままな私が

よく21年もサラリーマンやってきたと思います。

これだけサラリーマンが嫌だから

絶対に戻りたくないと思って頑張っています。

今はどんな細かい仕事でも自分でやります。

ホッチキスの針とか、消しゴム1個も自分で買います。

管理職時代は

毎日、朝から晩まで役員会、経営会議、マネージャー会議

もうこりごりです。

クライアントやキャンディデートとの接点が無くなると

人材コンサルタントとしてのバリューが下がります。

コンサルタントとしてのバリューが下がると

長い職業人生、食っていけません。

65歳、70歳まで取締役や管理職を続けられる人は

オーナー経営者以外、ほとんど存在しません。

そして思い返せば

新卒22歳の原点は

「人の転職成功を陰ながら支援すること」 でした。

それなのに26歳から44歳まで管理職をやって

一体何を残せただろう?

それなりに学んだ事も多かったので

決して無駄ではないのですが

メンバーから見れば

ダメダメ管理職だったと思います。

結論、私は管理職には向いていないです。

ところで、私とは違って

「やりたい事が明確」

で独立する人は尊敬します。

本物のアントレプレナーです。

自分で事業をやって

「社会を変えたい」

「社会を便利にしたい」

「既得権を壊して公正な社会にしたい」

「リーズナブルなコストで良い製品を提供したい」

「若者のキャリア形成を応援したい」

「弱者に優しいサービスを提供したい」

「楽しいエンターテイメントを提供したい」

どんな事でも素晴らしいじゃないですか。

私は人材紹介業を通じて

こんな経営者(起業家)を応援したいです。

自分はアントレプレナーになれないですが

陰ながらこのような経営者のお役に立つのが

人材コンサルタントの仕事ですよね。

企業や人の成長を

陰ながら支える仕事をしたいと考えます。

「土の中の水道管

高いビルの下の下水

大事なものは表に出ない」                             みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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