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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「ビズリーチで人材争奪戦」

「ビズリーチで人材争奪戦」

皆さん、最近の業績はいかがでしょうか?

私の感覚では

求人案件は多くて忙しいのですが

人材不足で

業績が頭打ちになっている人材紹介会社も多いです。

「忙しい割にそれほど業績が伸びない」

という悩みです。

実際

「ビズリーチでの人材争奪戦になっています」

というお話を頻繁にお伺いします。

こういう時は

企業様には申し訳ないのですが

求人を意識的に絞るしかないですね。

もう少し具体的に言うと

しっかり優先順位を付けて

「成約できそうな求人」

「成約するべき独占求人」 

などに絞ってご紹介するしかないですね。

全ての求人に同じパワーを割くのは無理がありますので

自分の得意領域に集中するしかありません。

こんな事は私に言われなくても

全ての人材コンサルタント(キャリアコンサルタント)がやっている事です。

ただ

「どの求人に注力するか?」 

「どの求人には注力しないか?」 

この辺の判断が的確な人材コンサルタントばかりではありません。

また、求人を絞った後にどのようなアクションを取るのかも徹底されていません。

従って、マネージャーの指導が必要ですが

その辺のマネジメントが組織的に徹底できている会社は意外と少ないです。

その証拠に人材コンサルタントの

業績は相変らず個人差が大きいです。

人材紹介会社によるバラツキも大きいです。

コンサルタントの平均売上が1000万円の会社もあれば

6000万円の会社もあります。

「こんな仕事は誰にでもできる」 

と言う人も多いですが

「人や会社によって大きな差が出ている」 

というのが相変わらずの実態です。

だから、人材紹介会社でも

「採用とマネジメント(育成)」 が大切です。

放置しても売れる人が10~20%

どうしても売れない人も10~20%

指導すれば売れる人が60~80%います。

この 「指導すれば売れる60~80%の人」 をいかに育てるか?

これが経営方針やマネジメントであり社風でもあります。

しかし、今でこそ 

「求人案件が多すぎる」 

などと偉そうに言っていますが

不況になって求人が少なくなると立場は一気に逆転します。

這いずり回って求人開拓しないといけなくなります。

今度は 

「どの求職者に注力するか?」 

という厳しい判断を迫られます。

まさに攻守逆転です。

これが、求人・求職の需給バランスの上で成立している仲介業の宿命です。

「求人案件が多すぎる」 などと言っている今は幸せな時ですね。

求人をご依頼いただける企業様に感謝です。

「おかげさん」                                みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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