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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「ゴン攻めでなくゴン詰めで大量退職」

「ゴン攻めでなくゴン詰めで大量退職」

未だに

昭和時代のような

「ゴン詰め」 で

社員を追い込んで

多数の退職者を出し続けている

時代遅れの会社があります。

私も昭和生まれなので

若い頃は 「ゴン詰め」 されましたし

昭和生まれのメンバーには

「ゴン詰め」 した事もあります。

とにかく毎日

「新規アポ(KPI)を取ってから帰宅しろ」 などと言って

それができないメンバーを

わざわざ飲み屋に連れて行って

「ゴン詰め」 して泣かせるとか

アホみたいな事です。

昔は

叱った分だけアフターフォローもするという

面倒見の良いマネージャーが多かったので

未だにつながりがあります。

従って、全てが無駄とは申しませんが

時代の変遷と共に

社会や経済環境も変わり

人の価値観も大きく変わりました。

そして

「ゴン詰め」 というものは

今ではパワハラです。

その結果

心身の状態が不調になってしまい

退職に追い込まれる人も

実は大変多いのが現実です。

今のマネジメントに要求されているのは

1 社員の個性・自主性や生活の尊重

2 根性論より論理的納得感

3 上からモノを言わず、社員が話しやすいオープンでフラットな環境

4 上司の人格・戦略性・実行力

というような事です。

上司がメンバーより

高い年収をもらっている客観的価値が

問われています。

人の上に立つためには

「自主・自律・実行・自己成長・他者尊重・自責」

という要件が必須です。

硬い事ばかり言っても仕方ないですが

上記のような要件を満たしている

そんな上司がどれぐらいいますかね。

少なくても、私は全然ダメです。

メンバーを 「ゴン詰め」 する前に

自分を 「ゴン詰め」 して

常に成長している姿を見せないと

尊敬されない時代です。

そんな時代背景なのに

未だにメンバーを 「ゴン詰め」 して

多数の退職者を出し続けている管理職がいます。

また、その管理職を利用して

わざと放置している会社があります。

業績を上げる事だけが目的化されている組織に

ありがちな傾向です。

誰のために

何のために

どうなりたくて

仕事をしているのでしょうか?

それがあってこその業績です。

「本末転倒」 とは、まさにこの事です。

「アノネ

じぶんのもの

おれのものだと

思っているけれど

よくよく

考えてみると

頭の毛一本

じぶんの

おもうようには

ならねんだな」                                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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