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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「そのエージェントだけは応募したくない」

「そのエージェントだけは応募したくない」

半年前、ご相談にお越しになったAさんは

大変誠実で真面目なコンサルタントです。

そんなAさんに

数社の優良エージェントをご紹介しました。

私:「Aさん、かなり厳選してご紹介したつもりですが

   いかがでしょうか?」

Aさん:「ありがとうございます。

     ただ、X社とY社に関しては興味がありますが

     Z社だけはちょっと・・・・・。」

私:「Aさん、Z社に対して

   何か嫌な思い出でもあるんでしょうか?」

Aさん:「折角お薦めいただきながら

     大変申し上げにくいのですが

     以前、登録した時の体験から

     Z社だけはお断りしたいと考えております。」

私:「そうなんですか!!

   一体何があったんでしょうか?」

Aさん:「端的に申し上げますと

     二人のコンサルタントの内の一人から

     ご自分が担当されている企業を

     ゴリ押しされました。」

私:「今時、そんなコンサルタントがいるんですね?」

Aさん:「もう一人のコンサルタントは良い方でした。

     私は、その方が担当されている企業が第一志望でした。

     それにも関わらず、

     別のコンサルタントが何度も横やりを入れてきました。

     『そんな会社より自分が担当している会社を優先しろ』 とか

     『そんな会社に転職したらキャリアダウンになりますよ』 とか

     ちょっとひどかったです。

     その結果、最後は険悪な関係になって

     私もドン引きしてしまいました。」

私:「それはひどい話ですね。

   私からも、Aさんを特定できる情報はふせて

そのエージェントの社長に忠告します。」

Aさん:「いやいや、武谷さん、それはやめてください。

     あくまで個人的で過去の話ですから。

     ただ、Z社だけは応募する気持ちになれません。

     済みません。」

私:「いいえ、こちらこそ、

   何も知らずにZ社をご紹介してしまい

   大変申し訳ございません。」

本来は優良なはずの人材紹介会社ですが

99%の人材コンサルタントが誠実でも

1%のコンサルタントが不誠実だと

大変厳しい評価を受けてしまいますね。

そのコンサルタントも

目標達成するために必死だったのでしょうし

心身ともに追い込まれていたのかもしれませんが

そんな目先の事情で

人の人生に過剰介入するような事は避けなければなりません。

人材コンサルタント失格です。

こんな残念な話を

聞く事が無くなるように

皆さん、精進しましょう。

会社と自分

そして業界の評判を落としてしまうのは

大変もったいないです。

結果としては

自分自身を貶める行為になってしまいます。

「うばい合えば足らぬ

わけ合えばあまる

うばい合えば憎しみ

わけ合えば安らぎ」                                    みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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