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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「自分が変えられる会社なのか?変えられない会社なのか?」

「自分が変えられる会社なのか?変えられない会社なのか?」

自分の努力次第で

変えられる会社なのか?

変えられない会社なのか?

その点を

よーく考えて

転職先を選んだ方が

失敗が少ないと考えます。

例えば

大手金融系・商社系など

「資本系の子会社」 の人材会社は

残念ながらほとんど売却されて

しまいましたね。

このように、大資本系の会社は

親会社の意向に大きく左右されます。

しっかり利益を出している子会社であれば

売却はされないかもしれませんが

その代わり、親会社から

役員や管理職が天下りしてきます。

従って

人材紹介業に思い入れがあって

これまで会社を大きくしてきた

子会社のプロパー社員の意向が

経営に反映されにくくなる場合もあります。

親会社から見れば

所詮、「本業ではない子会社」 ですから

ある程度仕方ありません。

また、利益が出なくなった瞬間に

EXIT されてしまうでしょう。

次の例は、外資系企業です。

日本法人で働き頑張っても

アジアパシフィックや本国ヘッドクォーターの意向に

大きく左右されます。

日本市場の売上や利益が

世界の売上シェアの1位・2位にならないと

大きな影響力は持てませんし

まして本国の役員にはなれません。

私の友人には

本国の副社長まで昇進した人がいますが

営業力も英語力も人格も

素晴らしい方で

日本の売上を世界一にした人です。

そこまで行ける人は珍しく

本当に凄い人です。

次の例は、日本のオーナー企業です。

色々な個性や経営理念を持った

オーナーが存在します。

・上場企業のオーナー

・非上場企業のオーナー

・上場を目指すベンチャー企業のオーナー

・世襲を良しとするオーナー

・世襲にこだわらないオーナー

・自分で終わらせたいオーナー

・事業承継したいオーナー

様々ですね。

いずれにしても

それぞれのオーナーの意向というものに

大きく左右されます。

従って

その時の気分で転職してはいけません。

その企業における

「株主や権力構造がどうなっているのか?」

「重要な事は誰が決めるのか?」

「人事権は誰が持っているのか?」

そういう事を調べた上で

転職先を決めるべきです。

また、そういう真実を知っている

人材紹介コンサルタントに

よくよく相談して

成功率の高い転職をしてください。

「ひとの世の幸不幸は

人と人とが逢うことから

はじまる

よき出逢いを」            みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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