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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「週休3日制とリモートワークを導入しよう?」

「週休3日制とリモートワークを導入しよう?」

日本マイクロソフトが

試験的に週休3日制を導入したら

社員一人当たりの売上が4割も増えたそうですね。

私も 「そうだろうなー」 と思いました。

(成功要因)

・週休3日でも給与や待遇、責任範囲、目標を変えなかった。

・30分以内で終わる会議を5割増やした。

・日本マイクロソフトは労働時間ではなく、成果に対して給料を払う

 という考え方が社員に浸透していた。

・ワークライフバランスの向上が社員のストレスレベルの低下につながり

 生産性向上につながった。

・テクノロジーの進化によって、仕事なんてどこでもできる。

私は、リクルート時代の鬼上司からも

「できないヤツほど

残業が多い。

時間で働くな。

結果のために働け。

 くだらない事務処理や

 会議に時間を使うな。」

と、頻繁に言われていました。

別の天才上司からは

「突然、今から飲みに行くぞ!! と言われて

すぐに飲みに行けないヤツは

仕事ができないし

マネージャーにもなれない。」

と、言われていました。

実際の結果もその通りでした。

週勤務が5日から4日になっても

結果にコミットできる社員の集団であれば

何とでもなると思います。

具体的に今の私の場合

365日、時間の長短はあっても

毎日必ずPCは立ち上げますし

何らかの仕事はしています。

ただ、1週間の労働時間で考えてみましょう。

お客様との会食の時間を除くと

平日(月~金)は平均7時間勤務

土日・祝日は平均2.5時間勤務です。

従って

1週間の労働時間は40時間です。

その上、上司もいないし

面倒な会議もない。

昔、組織の社長や管理職だった時

一日の大半を会議やそのための準備や

社員との打合せに費やしていたので

1日12時間、週60時間以上の労働時間の大半を

生産性の低い事に使っていました。

おまけに、通勤時間も往復2時間で

週10時間です。

労働時間と合算すると週70時間です。

ところが、現在は週40時間全てを

お客様とのコミュニケーションに

使えるわけです。

通勤時間もありません。

どちらの働き方が

より生産性が高く

お客様にも貢献できるか?

考える必要もありません。

「お客様のために時間を使い

結果を出して貢献し

最終的に報酬を得る。」

当り前の働き方です。

もちろん

大企業と零細企業とでは

組織階層やマネジメントの必要性の有無など

経営環境が全く異なりますので

全てを私のスタイルに変えられるとは思いません。

しかし、冒頭の

日本マイクロソフトの事例は

多くの企業に対する

意味深い問題提起だと考えます。

20代の若い頃は

みんなでワイワイ働くのが楽しくて

とても良い思い出なのですが

自分の年齢や時代の変化と共に

一概に 「ワイワイ楽しく」 というわけでも

なくなってきたと感じています。

最近、本当に 「働き方を変えたい!!」 という

シニアコンサルタントの方々からの

ご相談が増えています。

そのご相談も、女性コンサルタントはもちろん

男性コンサルタントの方が急増しています。

特に 「自分も子育てに関わりたい」 と

おっしゃる男性コンサルタントが多いです。

「張りすぎてもだめ

たるんでもだめ

ちょうどいい

あんばいが

一番いい」                                       みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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