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「中高年転職者が3倍になった?」

「中高年転職者が3倍になった?」

人材紹介大手3社の

41歳以上の転職紹介数が

2019年度に初めて1万人を超える見通しです。

これは、6年前の3倍の水準との事です。

下記、私が推定する大手3社の売上です。

・リクルートキャリア(ハイキャリアグローバル部門):40億円

・パーソルキャリア(エグゼクティブエージェント部門):25億円

・JACリクルートメント:210億円

*リクルートエグゼクティブエージェント:25億円(FEE単価は上記3社の2倍程度)

41歳以上という年齢ではなく

アッパーミドル、ハイキャリア・エグゼクティブ層に取り組んでいるという意味では

上記3社+リクルートエグゼクティブエージェント が

国内企業では代表格ですね。

この売上を合計すると

40+25+210+25=300億円 です。

仮に、平均FEE単価を300万円とすると

ご紹介人数は1万人です。

日経新聞の調査結果と同じになりますね。

中高年ビジネスパーソンは

体力や最新テクノロシーの知識では

若者に負けるかもしれませんが

その他の知見では上です。

従って

アッパーミドル層を雇用し

経営に貢献していただく事は

企業にとって不可欠な課題になっています。

年齢ばかりにこだわって

無理して若者を採用するよりも

中高年を採用するか

採用までしなくても

派遣や業務委託契約で

活用した方が生産性が高いという事に

世の中の企業も気づかないわけがありません。

一方、前述のように

人材紹介会社も中高年、ハイキャリア・エグゼクティブ層に

大きくシフトしています。

大手3社に限らず

準大手やブティック型エージェントも含めて

多くの人材紹介会社がハイキャリア層にシフトしています。

更に、顧問紹介も盛んですよね。

アイコモン、顧問名鑑、マイナビ顧問など

最近頻繁に耳にするようになりました。

下記、代表的な「顧問紹介サービス」です。

https://kigyolog.com/service.php?id=44

中高年は敬遠される傾向が強かった

旧態依然とした日本型雇用の見直しが進んでおり

良い傾向だと思います。

だって考えてみてください。

41歳って

大卒であれば

まだ20年も働いていない方々です。

逆に、定年70歳時代を迎えて

これから先、まだ30年も働かないといけない世代です。

そんな若い人たちが

40歳・50歳ぐらいで

立ち止まっている場合じゃありません。

「認知症」にならないためにも

「生涯現役」を目指して

頑張りましょう。

「生きているうち

はたらけるうち

日のくれぬうち」                                    みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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