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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「相手の歴史を学べば理解が深まる?」

「相手の歴史を学べば理解が深まる?」

最近の日本と韓国との対立を見ていると

「こんな事をいつまで続けるのだろう?」

と、感じてしまいます。

政治レベルと民間レベルとでは

両国間にあるギャップの大きさは

異なると思います。

それは

民間レベルでは

相互に旅行に行ったり

音楽や映画・ドラマ・アニメを見たり

コンサートに行ったりと

文化交流がありますから

政治レベルほどのギャップがないのだろうと考えます。

日本と韓国との関係に限らず

世界各国の歴史で起きた事だと思いますが

だいたい隣国とは

過去に戦争をしたり

未だに領土問題が存在したり

何らかの問題や禍根が残っているケースも多いです。

双方の一部の国民や

政治家の心の奥底に

何らかの恨みやわだかまりが残っていると

何か問題が起きた時に

ナショナリズムが盛り上がって

大事(おおごと)になってしまうことがあります。

それを政治利用する政治家の資質には疑問がありますが。

さてそこで

「双方が本当に相手の身になって考えた事があるのか?」 とか

「双方が本当に相手の歴史を知っているのか?」 とか

そんな事を考えてしまいます。

日本は

「韓国は国際法を守ってほしい」

と主張しますが

韓国は

「日本の歴史認識は間違っている。

 未だに反省していない。」

と言って来るので

同じテーブルでの話し合いになりません。

このような事が

過去に遡って延々と続いています。

かつて、韓国は

日本の植民地にされた時代があったのですから

それが許せない気持ちはわかります。

「金銭だけで保証できる問題ではない。

 国家・国民としての尊厳の問題だ。」

という事だと思います。

一方、日本の

「既に法的に解決済の問題である。

 何度も話を蒸し返すのは

 いい加減にやめてもらいたい。」

という主張も常識的な主張だと思います。

日本は自ら戦争を始めたとは言え

無差別大量殺人兵器の原爆を

広島、長崎に2回も落とされ

沖縄は上陸されて悲惨な犠牲を払わされ

東京はじめ主要都市は爆撃で

焼け野原になりました。

それでもなぜか

今は米国の同盟国であり

米国好きな日本人が多いですね。

日本人はお人好しでしょうか?

敗戦国だから小さくなっているだけでしょうか?

韓国と日本との関係と

米国と日本との関係との違いは

一体どこから生まれているのでしょうか?

沖縄は悲惨な歴史があるにも関わらず

現在も米軍基地が集中し

未だに地位協定も存在しています。

普天間基地の辺野古移転問題に関しても

多くの住民は怒り

まだ戦後を引きづっているという意味では

北朝鮮と休戦中の韓国と沖縄は

似ている部分があるかもしれません。

未だに戦争の禍根が残っている状況が

似ているのではないかと思います。

沖縄も昔は 

「琉球王国」 という独立国家だったのに

日本に支配されてしまったという部分も

韓国と似ているかもしれません。

いずれにしても

双方の政治家や国民が

相手国の主張の背景にある歴史を

もっと知らないと

同じテーブルで議論する事は

難しいだろうと感じています。

そう言う私も

韓国の歴史は

社会科で習った程度しか知りません。

焼肉やキムチやマッコリが好きな程度です。

せめて、民間レベルでは

今後も交流を続けながら

少しでも相手国の歴史や価値観を

相互に知る努力をする必要があると思います。

恨みや憎しみからは

良いものは生まれないだろうと考えます。

「セトモノとセトモノと

 ぶつかりッこすると

 すぐこわれちゃう

 どっちかやわらかければ

 だいじょうぶ

 やわらかいこころを

 持ちましょう」                                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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