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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「会社が何をしてくれるかではなく、会社のために何ができるのか?」

「会社が何をしてくれるかではなく、会社のために何ができるのか?」

「国家が貴方のために何をしてくれるのかを問うのではなく

貴方が国家のために何を成し得るのかを問うて欲しい」

第35代アメリカ大統領であるジョン・F・ケネディの有名な言葉ですね。

この考えは、私たちが仕事や組織と向き合う時

転職を考える時にも忘れてはいけない大切な事を表していると思います。

会社・組織に雇われている人たちには

「会社に守られているという権利」

があります。

でもそれはあくまでも

組織が期待する「労働」や「成果」があってこその対価です。

そのことを忘れて「享受できるもの」という条件にばかり目を向けると

間違った転職をしてしまう可能性があります。

かつて終身雇用が当たり前であった日本では

個々人の能力や成果に関わらず

一定の社員待遇を行ってきた会社が多かったと思います。

しかしバブル崩壊後

企業の業績悪化やグローバル競争の中で

多くの企業ではそんな余力は無くなりました。

もちろん、従前の日本企業の雇用の在り方は

間違いばかりではなかったと思います。

しかしながら

おそらくもう過去と同じような雇用の在り方になる事はないでしょう。

むしろ、成果主義による公正な評価を求めるのは当たり前の世界です。

「自分が組織に対して何を成し得るのか?」を考えられない人は

 企業からの期待や信頼を得ることはできないでしょう。

以前にご相談に来られたAさんは、20代半ばの若い女性でした。

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の仕事に携わられていましたが

応募する人材紹介会社の得意領域とは全く異なる分野であり

取引先企業も対応するキャンディデートの層も全く未知の世界でした。

「それでもチャレンジしてみたい」

というご希望で応募したのですが

面接後のフィードバックをお聞きして私は悩んでしまいました。

私:「面接はいかがでしたか?」

Aさん:「大変よい雰囲気でお話できたのですが
     イマイチ毎日の動きというか
     何をするのかがよくわからなかったです。」

私:「でも入社したら当初はちゃんとトレーニング期間がありますよ。
   未経験から入った方も活躍されています。

 基本的には同じ人材紹介業なのですから

 やることに大きな違いはありませんよ。」

Aさん:「全くやった事のない分野なので

 どうやったら数字が上げられるのか?

 具体的な事がリアルにわからなかったのです。」

未知の分野にチャレンジするというのは
具体的な事がわからなくて当たり前です。

入社前から

やったことのない仕事でどうやったら数字があがるのかを

懇切丁寧に教えてくれる会社などあるのでしょうか?

そんな会社があれば私が入りたいくらいです。

仕事をキャッチアップするためには

教えてもらう事が前提ではなく

自分から周りと関わり自ら学びとっていく以外にありません。

「会社が何かを与えてくれる」という感覚では

 新しい環境で成果をあげることは難しいでしょう。

私はこのAさんのフィードバックを企業に正直にお伝えし

Aさんもまた自信がないということで双方お見送りとなりました。

働くという事は個人の生活や幸せと密接な関係にあります。

「企業のために働け」と言うのではなく

 一緒に働く上司や同僚

 そしてその先にあるお客様も含めて

 働く事で自分に関わる人たちのために

「自分が何を成し得るのか?」

 を考えてみる事はとても大切だと思います。

        

 

 
「ともかく具体的に

 動いてみるんだね

 具体的に動けば
 具体的な答が出るから」            みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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