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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「今後の人材紹介業界はどうなる?」

「今後の人材紹介業界はどうなる?」

当然の事ですが

多くの人材紹介会社や人材派遣会社は

より利益率の高い領域にシフトしています。

現在、リクルートキャリアやインテリジェンスが得意としている

若手低年収領域には既に大手人材派遣会社が参入し

市場を侵食し始めています。

この領域で既に数十億円の売上を上げている派遣会社もあります。

転職サイトなど他のサービスも進化しますので

今後の5年・10年で低年収市場の勢力図は大きく塗り替わるでしょう。

従って、リクルートキャリアやインテリジェンスの命題は

早く高年収領域にシフトすることです。

実際その布石を打ち始めており

まだ大きな成果にはつながっていませんが

豊富な資金力や組織力、人材力によって少しずつ高年収市場にも強くなるでしょう。

そして既存の高年収領域に強いエージェントとの競争が激化するでしょう。

そこで優劣を決するのは何でしょうか?

私は 「マネジメント力(経営力)」 だと考えます。

・優秀な人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)が持っているスキル・ノウハウ

ナレッジを形式知化して、個人のナレッジを組織のナレッジに昇華させる事です。

・そのためには、自分以外のコンサルタントのためにも働ける社員を増やし

その功績を大いに評価する事です。

・そういう強固な組織づくりを前提とした採用・教育体制を作る事です。

社員という素材も大切ですが、素材を調理する人の腕も大切です。

(7月の言葉)

「世の中に人をそだつる心こそ

 我をそだつる心なりけれ」          荒木田 守武

(意味)

・人を育てる心は、すなわち自らを育てる心につながる。

 人を育てることは、自らの成長でもある。

このような意識を持った社員の集団をつくる。

そんなマネジメントができる会社が

業績を伸ばし生き残ると思います。

サッカーでも同じだと思いますが

スタープレイヤーが何人いても求心力のないチームは勝てませんよね。

その 「求心力をつくる」 という部分が一番難しいですね。

それが経営者の最大の仕事なんだろうと思います。

最終的には人間愛みたいな話になるのですが

そんな尊敬できる社長さんの会社は

必ず生き残ると思います。

そういう会社は

チームワークもいいし社員が辞めませんよね。

その結果、自ずと会社にナレッジが蓄積されています。

「ただいるだけで

 あなたがそこに

 ただいるだけで

 その場の空気が

 あかるくなる

 あなたがそこに

 ただいるだけで

 みんなのこころが

 やすらぐ

 そんなあなたに

 わたしもなりたい」                みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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