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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「志の高い社長の話は薬になる」

「志の高い社長の話は薬になる」

昨日は旅疲れか時差ボケか

数年ぶりに風邪をひき掃除もしないで寝込んでいました。

パリのシャルル・ドゴール空港からニース空港までの飛行機に乗った時

狭い機内で周囲の外人が風邪ひきだらけでマスクもしてなかったので

うつされたのでしょう。

昨日は10時ぐらいまで寝てからメールチェックをしました。

そうするとタイミング良く電話がたくさんかかってきて忙しくなり

今日の紹介目標7件達成しました。

すっかり病気モードから仕事モードに切り替わりました。

それから、13時に仙台からの来客があったので

急いで 「温かいそーめん」 を食べました。

仙台で人材紹介会社を経営されている社長さんです。

背筋がまっすぐ伸びて

パリッとしたスーツを着て

立ったままお待ちになっていました。

人の心は姿勢や視線に現れるものですね。

「会社は社長の器以上に大きくなりません。

私自身が成長しないと会社が駄目になってしまいます。

そうなればお客様や社員や協力会社様に申し訳ありません。

だから、自分を磨くために東京に研修を受けに来ました。

この研修を受けるのは二度目です。

とても前向きになれますし実践的な研修なので

高いお金を払っても受けたいと思いました。」

淀みないまっすぐな視線で熱く語られました。

人余りで求人など無く

周囲の人が反対する中

大震災直後の2011年に仙台で独立開業されたそうです。

「環境要因より自分が今やりたいという気持ちを優先しました。

最初は本当に大変でした。

でも、あの時決断していなかったら

今でも前の会社にいたままで

独立するタイミングを逃していたと思います。」

信念を大切に決断した結果

今では社員を雇用できるほどに成長したわけです。

「人材は全て良い求職者の方にご紹介いただいています。

転職サイトは使っていません。

良い方のご友人や知人の方とじっくり3時間はお話します。

無理に転職を勧めません。

意味のない転職を勧めたら

折角信頼してご相談いただいているのに

結局信頼関係を壊してしまいます。

苦しい時は誘惑にかられて安易な道を選ぼうかと迷ったこともありましたが

それは自分がやりたい事とは違うと思ってやめました。」

「どん底だった時に

こんな自分を助けてくれる人がいて

本当の意味で感謝することを知りました。

それまでの感謝は口先だけの感謝でした。

本当の感謝の気持ちが持てただけでも

独立した甲斐がありました。」

感心しながら

こんなお話を伺っている内に

あっという間に時間が経ってしまいました。

最後はわざわざ宮城名物の「笹かまぼこ」までいただきました。

「風邪などひいている場合じゃない」 と思い気合いが入りました。

社長、良いお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

薬より社長のお話の方が効きました。

「生きていて

よかった

生かされてきて

よかった

あなたに

めぐり逢えたから」                  みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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