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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「見切りも肝心、思い込みも肝心」

「見切りも肝心、思い込みも肝心」

昨年末、元キャンディデートのAさんからご紹介いただいたBさんが内定しました。

Bさんが数ヶ月がかりでつかんだ内定だったので

私も大変嬉しかったです。

Bさんに初めて会った時

「この人は必ずどこかに決まるはずだ」

と思いました。

雄弁な人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)ではありません。

むしろ、地味ですが真面目で誠実な人柄がにじみ出ていました。

「人から信頼される人だ」

と思いました。

しかし、その後の面接では緊張のあまりなかなか実力を発揮できず

惜しいところで内定を勝ち取れませんでした。

Bさんも大変悩んだと思います。

「人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)の道を断念しようか?」

とまで思ったようです。

そんな折、クライアントA社様のM部長が面接していただける事になりました。

M部長も大変誠実で人柄の良い方です。

期待した通り

M部長はBさんを高く評価してくださり

今回の成約に至りました。

M部長:「やる気があって誠実な人なら私が責任を持って育てます。」

男気を感じました。

M部長、誠にありがとうございます。

Bさんも本当に良かったですね。

いただいた年賀状に書かれていたように

「精一杯飛躍」 されてください。

今回のように

「この人は何としても決めたい!!」

という思い込みはこの仕事の醍醐味でもあり肝心な事です。

一方で

「この人は何か変だぞ。本当の事を話しているのかな?」

などと違和感を覚えることもあります。

そんな場合は

先方様も私に違和感を覚える事が多いでしょう。

このような場合は

早めに見切りをつけて決して深追いしないようにします。

所詮、 「人対人のビジネス」 です。

お互いの信頼関係が構築できなければ

決まる人も決まりません。

他のエージェント経由で決まった方がその人のためです。

従って

「見切りも肝心、思い込みも肝心」

という事です。

この見極めのさじ加減によって大きな業績の違いが生まれます。

「ひとの世の幸不幸は

人と人とが逢うことから

はじまる

よき出逢いを」                   みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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