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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「お前は辞めた方がいい。」

毎度、思いっきり昔の話になって恐縮です。土下座

私の新人時代の研修の話です。

4月に入社し、6ヶ月経過して10月になると、新卒同期全員が数回に分けられ召集されます。

2泊3日の研修を実施するためです。

1グループ6人ぐらいの同期(全国様々なセクションの人間)が、3日間お互いの入社後6ヶ月間に

関する振り返りを行い、更に今後どのように仕事や職場に向き合うか?に関して、遠慮なく

指摘し議論します。

そこには、リクルート本社から派遣された管理職が、1グループに1名ずつ、トレーナーとして参加します。

新人のレベルはバラバラです男の子2女の人ナム~。女の子シウバ

当りもあれば、私のような不良新人で大ハズレぬけさくもあります。

研修前に、上司の評価、同僚の評価、自己評価のデータが、40項目に渡り採取され、

1点から5点まで採点されているので一目瞭然です数字

その採点結果、及び、上司や同僚からのアドバイスコメント勉強が、研修の現場で配られます。

我々は、その採点結果数字とアドバイスコメント勉強を見て、入社後半年間で、評価されている点わーい

逆に悪かった・反省すべき点あかんなどを大きなシートにまとめます。

だいたい、評価の高い奴は、上司の評価、同僚の評価の平均点が、5点満点の4点台です。きゃぁ~

普通の奴で、4点に近い3点台苦笑

私の場合は、2点に近い3点台でしたアホ

アドバイスコメントの内容も、それぞれ愛情に満ちたものでしょうが、ボロクソですええ!!

シートをまとめたら、一人ひとり順番に前に出て、自己分析結果や今後の自己開発目標などを

発表するわけです。

ただ発表して終わりではなく、そこに居る全員(トレーナー含む)が納得するまで、夜中夜になっても

とことん自己分析が足りない部分や、甘い内容の開発目標などは突っ込まれて、なかなか簡単に

抜けられません*

当然、私のような評価が低い新人ほど、他のメンバーやトレーナーの突っ込みも厳しくなり炎

逃げ場所が無くなり、追い込まれていきますひゃ~・・・

どうにもこうにも詰まってしまうと、泣き出す016新人も少なくありません。

と言うより、当時は泣くまでやっていた016

その人間が恥部をさらけ出し、精神的に丸裸わーいになるまで徹底的にやっていたわけです。

さあ、丸裸わーいになったんだから、もう変なプライド捨てろ!!

明日からは、つまらん事は何も考えずに、ただ仕事に邁進しろ!!

このような新人を一皮むくための人間改造研修だったわけです。寒

私のような、仕事はろくにできないのに、トラブルばかり起こして炎、態度は偉そうにしている新人は、

まさにこの研修の格好の標的です的

案の定、私に割かれる時間が一番長くなり、同じグループの同期やトレーナーには迷惑をかけました。土下座

この時のトレーナーは、当時、リクルートの財務課長だった服部さんサラリーマン富樫でした。

創業者である江副さんの側近であり、「財務の服部」サラリーマン富樫と言えば、知らない人は居ないエリートです。

まさか、この服部さんと、17年後にJACジャパンで一緒に働く事になるとは!!ええ!!

トレーナーは、普段は黙って見守り、研修が暗礁に乗り上げたら助け舟を出す役割です。

ただ、服部さんサラリーマン富樫も、私の時は、さすがに途中で黙っていられなくなり、

服部さんサラリーマン富樫:「僕は、どうして君がリクルートに入社できたのか、全く理解できないな?はてな

      君は、ダフ屋か何かになれば良かったん

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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