ホーム > 社長ブログ > 耳二つに口一つ。

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

耳二つに口一つ。

タイトルの言葉は、最近、ご登録いただいた方から伺ったお話です。

その方のお母様おかあさんが生命保険の営業をされていて、ご自分も生保の営業マンに転職された時に

お母様おかあさんにアドバイスされたのが、この「耳二つに口一つ。」耳耳口という言葉だったのです。

我々のような転職アドバイザーにも共通しますよね。

いや、世の中の営業や販売、コンサルティング、教師、トレーナーなど、大変多くの仕事に共通する

大事な心がけ、スタンスだと思います。

我々の仕事は、対求人企業でも、対登録者でも、70%、いや80%は、相手のお話を聞くことですよね。

それも、ただ聞くのではなく、「傾聴する」耳という事、耳を傾けて心で聞く、受容する、深く共感する、

そこが出発点だと思います。

真摯な態度で傾聴する、もっと深く相手の事を知りたくなり質問する、その答に更に関心を持って、

もっと深く質問する、このような深化のスパイラルで相手の話を聞けば聞くほど、その企業やその人が

好きになるにこにこ

好きになるので、何とか良い人材を探してご紹介しようチカラコブ!! とか、

何とか良い求人をご紹介しようチカラコブ!! とか、

そんな事を思って、仕事にのめりこんで行きます。

一方で、対求人企業でも、対登録者でも、自分の方がたくさんしゃべってるあーん転職アドバイザーも

少なくありませんね。

概して、こんな人、業績が上がりません。矢印

これは、他の営業職や販売職、コンサルティング、教師などでも同じではないかと思います。

相手が何を悩んでいるか?はてな 相手が何を欲しているか?はてな 

それを深く知らずして、何を相手に提供していいかわからないはず。

わからないのに、自分がしゃべる。あーん

相手が求めていない求人情報を一方的にプレゼンしたり。あーん

相手が書いている内容をよく見ないで、スカウトメールI love youを送ったり。

当然、ピントがずれるので、相手は引いてしまう。バイバイ

結局、信頼関係ができないので、その後の仕事もうまく行くわけがない。矢印

そんな部下を抱えている人は、営業同行したり、営業同席して、ストップウォッチ時計で計ればいいです。

お客様が話された時間と、部下が話した時間あーんとを対比すればいい。

ちなみに、人材紹介会社に寄せられるクレーム怒の中で、一番多いのがこれです。

「一方的に決めつけるような話が多く、私の話をじっくり聞いてくれなかった。」

そこで、転職アドバイザーの大先輩がおっしゃった言葉が身にしみます。

「私たちは、いつも静かで平和な気持ちでいることが大事です。」

確かに、このような気持ちでいなければ、お客様のお話を傾聴する耳ことはできませんね。

同業者のみなさん、基本中の基本ですが、お互いに気をつけましょう。

合掌。

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ