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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「抜本改革プロジェクト」の概略と新たな若手CAの投入!!

先週、書かせていただいた、1992年頃の「抜本改革プロジェクト」の概略に関してです。

主な内容は、下記のようなものだったと思います。

1 社内事情より顧客優先の考え方の浸透。

2 業界や職種セグメントによるサービス品質向上。矢印

3 若いキャリアアドバイザー男の子や、女性キャリアアドバイザー女の人を投入し、様々な世代や性別の登録者に

 対応できる体制づくり。

「マーケティング」という事が、初めて社内で議論された場であったと思います。

「従来のように、単に組織をエリア別日本に分けて、全ての産業の求人企業を開拓し、全ての職種の登録者に

対応するという原始的なやり方では限界だ。属性の異なる様々な顧客をカテゴライズして、カテゴリー

ごとのサービス体制をつくる必要がある。」

このような方向で概ね異論は無かったと思いますが、

「じゃあ、どっから手をつけるの?はてな 現在の体制から考えると、あまりにゴールが遠いいね。ひゃ~・・・

という難問がありました。

・営業部隊の体制を組み直すにも、まずは、現在の首都圏の拠点(新橋、新宿、神田、池袋、横浜)を

どのように再編するのか?

・前金型の商品体系に、どのタイミングで、どのようにメスを入れるのか?

・職業紹介部(キャリアアドバイザーの部隊波平)に、本格的にメスを入れるにも、未だ、

若手キャリアアドバイザー男の子女の人の投入がこばまれている。禁止

そこで、結論としては、プロジェクトメンバーが、それぞれの適性ある部署に散らばって、お互いに

連携を取りながら、改革提案を行っていこうという話になりました。

その結果、天才営業マネージャーNさんぬけさくと、路代(みちよ)女の人は、営業企画として、全体を見渡しながら

上層部を啓蒙する。

鬼マネージャー節分Sさんは、営業部隊全体を統括する営業部長として大鉈を振るう炎

私は、新たに抜擢された若手キャリアアドバイザー4名と共に、職業紹介部で暴れる炎

こんな人事になりました。

新たに若手キャリアアドバイザーに投入されたのは、

営業マネージャーだったM君兄貴、元暴れん坊営業マンのNさんシウバ、入社3年目の女性トップセールスの

Hさん女の人とTさん女の人です。

このメンバーに私を加えた5名が、新橋本社のキャリアアドバイザーとして配属される。

そのために、新橋に居た年輩キャリアアドバイザー5名波平波平波平が、他の支社に人事異動となってしまう。

これには、役員会でも相当な抵抗炎があったようです。

この人事が、年輩キャリアアドバイザー波平に説明された直後、私は、新橋の年輩キャリアアドバイザーに

呼び出されました。寒

大変不愉快怒そうな表情の10名以上の年輩キャリアアドバイザー波平波平波平が、、会議室に揃っていました。

私が席につくなり、主任キャリアアドバイザー波平が、

「武谷(たけや)君、今回の人事は一体どういうつもりかね!!怒

と口火を切りました。

その後は、

「だいたい君は、何を目的にこんな無茶な事をするんだ!!怒り」 とか、

「君は結局スパイだったのか怒り!! いろいろ教えてやったのに裏切られた怒り!!」 とか、

「いつも我々の話を聞いているふりをして、実は全く聞いてなかったな怒り!!」 とか、

「急に池袋に異動と言われても、遠くて通えないよ怒り!!」 とか、

もう手がつけられない状況炎になりました。


非難の嵐嵐で、弁解や説明の暇すら与えられない。

そんな状況が、約30分から40分続き、ずっと言われっ放しだった私も、ついに切れました怒り

私:「ちょっと黙ってもらえませんか!!炎

  今回の意思決定に至るのに、一体何年の月日がかかってるか!!怒り

  こっちとしては、遅すぎた人事だと思ってますよ!!怒り

  だいたい、今から皆さんは何年この会社に居るんですか?怒

  我々は、皆さんの何倍も長く、この会社で働くんです!!怒

  稼がなければならんのです!!怒

  皆さん、我々の人生に責任持てるんですか!!炎

しーん、とした沈黙の後に、主任キャリアアドバイザー波平のYさんが、吐き捨てるように、あきらめたように、

おっしゃいました。

Yさん:「皆さん、我々は、要らないという事ですよ。」

再度、しーんとなった後、皆さん、憮然怒として散会となりました。

まさに、袋叩きにされた時間でした。ase

合掌。

※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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