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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「狭い領域に閉じ込められたくない!」

「狭い領域に閉じ込められたくない!」

大手人材紹介会社で

働かれている

人材紹介コンサルタントの方から

「狭い領域に閉じ込められたくない! もっと広い範囲を担当したいです!」

と、おっしゃる人が少なくありません。

「穴を深く掘れ 穴の直径は自然に広がる」

というのが

営業戦略の鉄則の一つですから

「狭い領域を深耕する」 という事は

ある意味正しい戦略だと思います。

昔は

人材紹介会社の組織や

人材コンサルタントの担当領域の細分化が

進んでいませんでしたが

現在は、多くの人材紹介会社において

組織の細分化が進んでいます。

その結果

私のように

「金融・IT・製造業、消費財・サービス、HC、建設土木・不動産まで全て担当しました」

というような方とお会いするケースは

ほとんどありません。

人材紹介コンサルタントの担当領域を狭くして

特定業界や特定職種を

深耕営業させるのは

早く専門性を身に着けてもらい

速く業績を上げてもらう

という意味では

理に適った合理的な営業戦略です。

ただ、あまりに担当領域を狭くされたり

担当できる企業が

4~5社だったりすると

「いやー、もう飽きちゃいましたよ。新たな刺激が欲しいです!」

という、人材コンサルタントも出てきます。

私のように

20年も人材紹介業界だけに特化できる

バカは別として

若くて好奇心の強い人は

飽きる人も多いと思います。

従って

そのような好奇心や

成長意欲旺盛な社員のために

ローテーションも大切です。

担当企業の変更とか

担当レイヤーの変更とか

経営者や人事側も

社員のリテンションをはかる

人事施策の実行が必要です。

そんな事は

私に言われなくても

大手人材紹介会社においては

とっくの昔から

実施されています。

しかし、それなのに

次から次に

「狭い領域に閉じ込められたくない!」

と、おっしゃる方が

なぜか出てきます。

個々人の性格や志向がありますから

全ての社員を慰留するのは無理です。

人は自由ですから

仕方ないですね。

「花はつねに

あたらしい枝に咲き

あたらしい枝は

かならず

ふるい幹から出る」                                           みつを

合掌。

(本日の1枚:遠くへ行きたい)

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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