ホーム > 社長ブログ > 「ゆでガエルになっても幸せ?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「ゆでガエルになっても幸せ?」

「ゆでガエルになっても幸せ?」

「ゆでガエル」 とは?

⇒ 「ゆでガエル」とは、緩やかな環境変化に気づかず、危機的状況に陥ることを喩える言葉です。

  カエルを熱湯に入れるとすぐに飛び出しますが、常温の水に入れて徐々に熱すると、

  気づかずに茹でられて死んでしまうという寓話からきています。

  ビジネスや組織において、変化に鈍感になり、現状維持に慣れてしまうことで、

  徐々に危機に近づき、気づいた時には手遅れになる状態を表します。

1社に長くいると

仕事やカルチャーにも慣れますし

職場の人間関係もできて

なーんとなく動けなくなって

「ゆでガエル」 になりそうな

人材紹介コンサルタントの方に

お会いする機会が少なくありません。

特に40代で

業績がやや低迷している

人材紹介コンサルタントの方が多いです。

ご自分でも

「このままではいけない! 環境を変えて、リスキリングしないと生き残れない!」

という、漠然とした危機感はあるのです。

従って

「私って、今のまま、現職に留まり続けていいのでしょうか?」

という、漠然とした不安を口にされます。

直属の上司も

その上の部長や役員も

自分より年下なので

ご本人は脇役になったような気分で

何となく 「取り残された感」 を持たれています。

そこで、私がお話しするのは、大きく三つです。

1 トップクラスの業績を上げ続け、待遇にも満足であれば、留まればいいと思います。

⇒ こんな人はほとんどいません。既に転職するか、独立起業しているケースが多いです。

2 業績が下がっているようであれば、自分を再生させるためにも

 転職も選択肢に入れてください。このまま50代に突入すると、転職も厳しくなります。

⇒ このような方は50%程度いらっしゃいますが、業績が下がっていると転職も簡単ではありません。

3 業績が下がって、年収も下がっても、定年までクビにならない会社であれば

 周囲を気にせずプライドを捨てて、まさに 「ゆでガエル」 になって留まってもいいと思います。

⇒ まさに、身動きが取れない「ゆでガエル」 ですが、ご家族や住宅ローンもあって大変です。

生き方って

人それぞれですし

幸せを感じる瞬間も

人それぞれです。

他人が無理に

「あーしろ、こーしろ」

なんて申し上げる事ではありません。

それよりも

「生活していて、楽しいとか幸せを感じる瞬間は、どんな時でしょうか?」

という質問から

面談を始めないといけませんね。

逆に

「辛いとか、息苦しいとか、痛みを感じる瞬間は、どんな時でしょうか?」

という質問も

必要な時にはさせていただきます。

(本日の1枚:先行上映を観ました!)

「しあせわせはいつも

自分のこころがきめる」                                          みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ