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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「ポイントを押さえたら最後は運」

「ポイントを押さえたら最後は運」

人材紹介の仕事には

押さえるべき

ポイント(分岐点)がありますよね。

・面接では、どんな印象だっただろう?

・ポジティブな点よりも、ネガティブな点(懸念点)は?

・ネガティブな点(懸念点)は払拭できたかな?

・応募している他社との比較ではどちらが優先? その理由は?

・面接している他の応募者との比較ではどちらが優先? その理由は?

・このままだと、内定しても辞退するかも?

・このままだと、最終面接で不合格になるかも?

というように、様々気になる事が出て来ますよね。

一方、世の中は

「コスパ」 とか 「タイパ」 とか

効率重視の昨今ですね。

私もできれば楽をして

業績を上げたいと思います。

しかし

人材紹介の仕事というものは

「なかなか手抜きができないなー」

「やっぱり、手を抜くと成果が出ないなー」

と、今更ながら感じています。

多くの人材コンサルタントの皆さんも

日々実感されていらっしゃると思います。

前述のような

気になるポイントで

ちゃんと手をかけないと

「やっぱり、最終面接で不合格か!!」

「やっぱり、内定辞退か!!」

というような展開になって

成果が出ません。

しかし

人材紹介の初めから終わりまで

全ての工程で

100%の力を入れていたら

10年も20年も続きません。

従って

「この紹介案件は、どこがポイントになりそうか?」

「多分、この辺で迷いが出そうだな」

というような、シミュレーションをする事が大切ですね。

昔、私がマネージャーだった時に

メンバーに言っていた事があります。

ちゃんとポイントで手を打った上で

「予想した不合格は、自分を責めなくてもいい」

「予想した内定辞退は、自分を責めなくてもいい」

という事です。

企業と人材との

お見合いを機会創造している仕事ですから

「100発100中」 というものは

あり得ない仕事です。

達人クラスになっても

成果が出るのは

30%ぐらいの確率です。

ポイントを押さえて

打つべき手を打てば

あとは運に任せる

というぐらいの

リラックスした気持ちで

長続きする働き方をしましょう。

「その場がきなけりゃ

わかんねえ」                                          みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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