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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人材コンサルタントは言葉が命」

「人材コンサルタントは言葉が命」

名詞としては 「言葉遣い」

動詞としては 「言葉使い」

と、漢字を使い分けるそうです。

しかし

「言葉の使い方」 というのは

つくづく難しいものです。

めちゃくちゃ微妙で

対応に困る時ってありますよね。

例えば

X社様という人材紹介会社に

応募されたAさんに

めでたく内定が出た場合の会話です。

私:「Aさん、この度は内定おめでとうございます!!」

Aさん:「ありがとうございます。」

私:「ところで、X社様に対するお気持ちはいかがでしょうか?」

Aさん:①「検討させていただきます。」

Aさん:②「今のところは前向きです。」

Aさん:③「前向きに検討します。」

Aさん:④「妻とも相談して、回答させていただきます。」

Aさん:⑤「前向きです。一応、土日お時間をいただき、週明けに回答させていただきます。」

Aさん:⑥「もちろん、お世話になります!!」

上記⑥のような

ストレートで淀みない返答であれば楽ですが

そうではない場合も多いので

大変悩ましいです。

「どうして即答で内定受諾しないの?」 

なんていう聞き方は失礼ですから

一般的には

「何か懸念点はありますか?」 とか

「他にも志望度の高い会社がありますか?」 とか

「ご家族はご心配されていますか?」 とか

そんな質問をしますよね。

そんな質問に対して

本音で率直にご回答いただければ

何らか対処の仕方もあるかもしれませんし

「そんな事情であれば仕方ないですね」 と

あきらめる事もできるでしょう。

ただ 

「本音で率直なコミュニケーション」 

が取れるケースばかりではありませんよね。

そこの所の

「本音で率直なコミュニケーション」 

が取れるような人間関係と申しますか

信頼関係をつくれるかどうか? という点において

人材コンサンタルトの力量が問われますよね。

そして、その 「信頼関係」 をつくるためにも

「言葉遣い」 「言葉使い」 が大切であって

まさに

「人材コンサルタントの仕事は言葉が命」

という事になります。

相手の立場や気持ちを想像しながら

言葉を大切に丁寧に

使う事ができる方が

人材コンサルタント適性が高い

のだろうと考えています。

私は未熟者で

元来ストレート過ぎて苦手ですから

何年やっても

永遠の課題だと実感しています。

いつまでも難しいです。

「いちずに一本道

いちずに一ッ事」                                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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