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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「あえて厳しい会社を選ぶ?」

「あえて厳しい会社を選ぶ?」

何が厳しいのかは人それぞれですが

1社目はあえて厳しい会社を選び

もまれた人の方が

タフさや柔軟性があります。

例えば、転職する際には

厳しい会社にいた人は有利です。

求人企業:「あー、あの厳しい会社で

       5年頑張れたのであれば根性あるでしょうね?」

私:「はい、もちろんです。

   毎日100件TELアポしてましたし

   上司からも厳しい指導を受けて来ましたから

   少々の事ではへこまないですよ。」

求人企業:「それは楽しみですね。

       是非面接させてください。」

こんな展開が多いです。

ただ、折角厳しい会社に入社しても

1~2年で辞めたら不利になりますね。

求人企業:「やっぱり長続きしませんでしたか。

       うちも厳しいですが大丈夫ですかね?

心配ですね。」

こんな展開もあります。

「ブラック企業」 

と言う呼び方がありますが

私はこの呼び方は好きではないです。

法令無視で反社会的企業であれば

それは明らかにブラックでしょう。

糾弾されるべきだと思います。

そんな会社に人材をご紹介する気は毛頭ないですし

片っ端からお断りします。

ただ、法令の範囲内で事業を行っているけれども

ハードマネジメントでハードワークである会社は山ほど存在します。

人材紹介会社であれば

リクルートエージェントやインテリジェンス(現:パーソルキャリア)も

かつてはそうでしたし

今でもハードだと感じている社員は少なくないかもしれません。

焦点はブラックとかグレーとか言う事よりも

「厳しい時代を生き抜ける人材が育つ会社なのか?」

という事だと思います。

その観点からは

リクルートもインテリジェンスも

エクセレントカンパニーかもしれません。

転職先で活躍したり

独立して事業を繁栄させたりしている人材を数多く輩出しています。

もちろん、成功事例ばかりではなく

無理をして失敗した人もいますし

病気になって辞めた人もいます。

ただ、入社時は覚悟の上で飛び込んだはずです。

「厳しいか? 生ぬるいか?」

ぐらいの事はある程度情報収集できる時代です。

思い切って飛び込んで合わなかったら仕方ないし

もっと自分に合う会社を探して

転職するしかないです。

しかし、合わなかったからと言って無意味ではないです。

今後のキャリアの方向修正に役立つわけです。

いずれにせよ

最初の一歩は少し歩幅を大き目に踏み出して

若い内にストレッチした方が

2社目以降が楽に感じるという事です。

1社目でそういう決断ができなかった人は

2社目でストレッチする必要も出てくるので

若い時より負担に感じるケースが多いです。

「若い時の苦労は買ってでもせよ」  

とは、よく言ったものですね。

「なみだで洗われたまなこは 

きよらかでふかい」                                みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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