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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「人材紹介業の未来は明るい?」

「人材紹介業の未来は明るい?」

先日、大手人材紹介会社の事業責任者の方と

ZOOMミーティングをした時も

「最近は、大企業ばかりではなく

知名度の低い中小企業でも

普通に人材紹介会社を利用するようになりました。

そして、その流れが地方にも広がっています。

その結果、当社の売上も急拡大して

●●●億円になりました。」

と、おっしゃっていました。

日本の子供たちの事を考えますと

「今の若い人たちは

これからどんなに厳しいサバイバル人生を

送らなければいけないのか?

年金などあてにならないし

超高齢化で社会保障負担は重くなる一方で

税金ばかり増える。

おまけに、日本の国際競争力は落ちているし

新興国に追い抜かれる。

本当に大変だし

自分も親として何とかできないものか?」

と思います。

しかし、だからこそ

若い人たちに

「人材コンサルタントになってみませんか?」

と、お薦めするわけです。

私のような凡人でも

長く続ければできるのですから

若い皆さんも

腰を据えて取り組めば

この仕事でサバイブできます。

また、素晴らしい企業や人材など

お客様との貴重な出会いがあって

大いに刺激があり勉強になります。

更に、仕事がうまく行けば

「ありがとう」 と感謝いただける事も多々ある

とても恵まれた仕事です。

現在

日本国内の人材紹介市場は

4000億円程度でしょうか。

*多くの人材紹介会社の経営幹部のお話を伺うと

  公に発表されているデータより大きいと実感しています。

日本の労働者の高齢化は進んでいますが

その分、高齢者や女性活用が促進されていますし

外国人採用ニーズも増えていますので

人口減少ほど

人材紹介市場規模は縮小しません。

その証拠に

外資系人材紹介会社やヘッドハンティング会社の

日本市場参入や市場深耕は

勢いを増すばかりです。

例えば

マイケルペイジ、ヘイズ、ロバートウォルターズなど

世界的プレイヤーの日本市場での動きが活発です。

海外では

せいぜい 「年収の15~25%」 しか

採用企業からFEE(成功報酬)をもらえません。

FEEが

「年収の30~40%」 なんていう国で

且つ、賃金レベルの高い国は

日本ぐらいなんです。

従って、外資系エージェントの経営幹部は

「日本ほど美味しい市場はない!!」

とまで言っています。

しかし、勝手に悲観して

「人材紹介業界の将来性が低い日本に

どうして外資系エージェントが投資するのか?

なぜ、たくさん参入してくるのか?」

と考えるでしょうが

欧米先進国の人材紹介市場の方が

競争が激しく成熟しており

FEEも安いので

日本市場の方が魅力度が高いわけです。

彼らに言わせれば

「日本はまだまだ簡単に稼げる美味しい市場であり

日本のエージェントは消極的で弱い」 

と考えているのです。

そんな状況を

日本のエージェントが

指をくわえて見ているのは

あまりにもったいないです。

自分の庭を黙って

他人に明け渡すようなものです。

ビズリーチなどに支払う原価を除けば

残りは全部粗利益です。

そんな外部DBを利用しなければ

100%粗利益です。

こんな利益率の高いビジネスは

他にはなかなかありません。

従って

「もー、過当競争でダメだ」 とか

「もー、AIに奪われてしまうからダメだ」 とか

「もー、ダイレクトリクルーティングに負けてダメだ」 とか

長く深くやりもしないで

評論家のような事を言っている暇があったら

もっと努力するべきです。

こんなに利益率が高くて

お客様にも感謝していただき

「三方よし」 を実現できる。

コロナの影響も受けにくく

二酸化炭素も排出しない。

こんな幸せな仕事はなかなかありません。

「おかげさん」                                       みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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