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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「リモートワーク推進でオフィスを不要にする」

「リモートワーク推進でオフィスを不要にする」

先日、弊社クライアントの役員の方から

中期事業計画と今期事業計画及び採用計画に関して

オンラインでご説明いただきました。

私:「ご無沙汰しており、申し訳ございません。

   先日はコロナ禍にもかかわらず

   X様をご採用いただき

   誠にありがとうございました。」

役員:「ご無沙汰しております。

    採用に関しては

    しばらくおとなしくしていましたが

    今期の事業計画を達成するためには

    そもそも人材コンサルタントが足りないという事になりました。(笑)」

私:「コロナ禍で大きな変化があったでしょうが

   ご採用活動が本格的に再開となり

   私としても嬉しいかぎりです。」

役員:「そうですね。

    組織としては市場の変化に対応して

    IT・デジタル領域に重点シフトしました。

    数十名の人材コンサルタントに異動してもらいました。」

私:「確かに、DX、AI、5Gとか

   そんな文言を見ない日はありませんね。」

役員:「ただ、IT・デジタルに注力すると言っても

    他の領域もしっかりやっていきますよ。

    ですから、全領域で人材コンサルタントを採用します。」

私:「承知致しました。

   ところで、中期・短期の目標としてはいかがでしょうか?」

役員:「2025年に●●億円ですね。」

私:「そうすると、今期は〇〇億円ぐらいですか?」

役員:「いいえ、それよりも控え目な計画です。

    売上よりも生産性重視でFEE単価を上げます。

    そのためにも、スキルマッチングは当然として

    『将来目指す姿を共有するマッチング』に注力します。」

私:「なるほど。

   そのための経験者採用ですね?」

役員:「そうです。

     最近の人材コンサルタントの転職市場はいかがでしょうか?」

私:「大きな動きは昨年起こりました。

   異業界や異職種に転職した人。

   同業界内で動いた人。

   現職に留まった人。

   未だ様子を見ている人。

   それぞれですが一旦落ち着きを取り戻しています。」

役員:「そんな転職市場の中で当社は戦えますか?」

私:「戦えます。

   御社には独特の魅力や優位性があります。 

①理不尽な事を社員に要求しない経営方針の合理性。

  ②コロナ前からいち早くリモートワークを導入するなどの先進性。

  ③実力主義で社員の業績を正当に評価し還元する透明性。  

  ④同時に温かみのあるカルチャーを維持している。

  ⑤短期だけではなく中期経営計画を示し、社員に希望を与えるビジョン経営。

  ⑥成熟していないからこそ、これからが楽しみな成長性。

  そういう会社は、ありそうでなかなかありません。」

役員:「そんな良い事ばかりではありませんよ。

    常に課題山積です。

    リモートワークのメリットもデメリットもあります。

    対面の方が得意とか、関係ないとか、人にもよりますが

    対応できている人も、そうでない人もいます。」

私:「それでも、リモートワークを推進されていますよね?」

役員:「はい。

    極力オフィスに出勤する社員を減らすために制限を設けています。

    どうしても出勤する場合は、上司の承認が必要です。」

私:「そこまで徹底されている人材紹介会社はほとんどありません。」

役員:「そうでしょうね。

    当社のリモートワークにも色々な課題はありますが

    それを克服していく事が大切だと考えています。」

私:「リモートワークの推進は益々重要テーマだと思います。

   リモートワークの進化によって

   様々な家庭事情・個人事情を抱えている人たちが

   柔軟性高く働けるようになると考えています。」

役員:「そうですね。

    近い将来は、オフィスが必要ない会社が増えるでしょう。」

「コロナが収束すればオフィスに出勤する人が戻る」 

と、おっしゃる方も多いですが

私はそうではないと想像しています。

私自身、長年の在宅ワーク経験から実感している結論です。

個人的には 「飲み会」 など

対面でのコミュニケーションが好きなので

それはそれでコロナ収束後に復活しますが

仕事に関しては臨機応変、生産性重視で

ニューノーマルを目指します。

「柔軟心

やわらかいあたま

やわらかいこころ

わか竹のような」                                  みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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