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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「国内同業他社との競争、ダイレクトリクルーティングとの競争、外資系エージェントとの競争」

「国内同業他社との競争、ダイレクトリクルーティングとの競争、外資系エージェントとの競争」

2014年12月に書いたブログです。

国内の同業他社だけでなく、ダイレクトリクルーティングとの競争や

外資系エージェントとの競争も激化していますね。

競争が激しくなる事は、サービス品質向上や、お客様の選択肢が増える事に

つながりますので、良い事だと考えます。

「国内同業他社との競争、ダイレクトリクルーティングとの競争、外資系エージェントとの競争」

ここ数年、大量採用企業が人材紹介会社から

人材紹介コンサルタントを引き抜いて、

自社のリクルーターにしているという話を聞きます。

採用代行会社からも引き抜いているみたいですね。

特に大量採用企業ですよね。

自社内にリクルーターを抱えて

エージェントに払う採用FEEを抑制する

という目的でしょう。

採用FEEよりも自社で社員を抱える方がコストがかかると思うのですが。

ダイレクトリクルーティングサイトや

SNSが発達して容易にターゲット人材にリーチできるようになったから

エージェントを使う必要性が下がったということでしょうかね?

自社のリクルーターに

月3人採用しろとか、5人採用しろとか

目標設定するんですよね。

ただ、業績が良くて大量採用が続く間はいいですが

業績が悪化して採用枠が減ったり

逆にリストラ(人員削減)になった時はどうするのでしょうか?

その場合でも、リクルーターの雇用は守られるのでしょうか?

特に外資系企業はそんな甘いわけないですよね?

私の知人も数人、リクルーターとして働いていますが、どうなるかなー?

先日、心配してリクルーターの友人の一人に電話して聞きました。

適度に緊張感を持ちながらも楽しくやってました。

私:「目標とかあるの?」

知人:「ありますよ。

    Qで10人ぐらい採用しないといけません。

    プレッシャーはきついですよ。」

私:「大変だね。

   どうやって人材探すの?」

知人:「社員の紹介やSNS

    それから自社への直接応募の人も面接します。」

私:「しかし、Q10人も採用するとなると

   自分でエージェントやった方が楽だろう?」

知人:「いやー、やっぱり自分でやるより

    有名企業の社名を出すと会いやすいんですよ。」

私:「なるほど、それはそうだね。

   エージェントだと敬遠されるもんね。」

知人:「だから、結構な人脈づくりができますよ。

    社外のキャンディデートだけじゃなくて

    社内の人脈もできます。」

私:「なるほど、それはいい財産になるね。」

知人:「はい。仕事をしながら自分の人脈づくりができます。」

私:「しかし、採用活動が続く間はいいけど

   採用人数が減ってリストラになったらどうなる?」

知人:「私たちは真っ先に切られるでしょうね。」

私:「そうだよな、採用だけやる人は切られるよね。」

知人:「私も多分またエージェントに戻るでしょう。」

私:「そうだよな、絶対エージェントに戻るよね。

   または、他の景気の良い会社のリクルーターに転職するかだね。」

知人:「リクルーターをやると人脈ができるので

    私はまたエージェントに戻ると思います。

    今はその時のための準備期間みたいなものですよ。」

その後、この友人は予定通りエージェントに戻りました。

と思ったら、間もなくまたリクルーターに戻りました。

「今度は契約社員ではなく正社員として雇用したい」

と強く呼び戻されたようです。

うーん、確かに諸外国と比較すると

日本のエージェントFEEは高いです。

欧米で20%前後、シンガポールで15%とか言ってたかな?

年収の35%なんていう高額な国はありません。

要するに、日本での人材紹介業は利益率が高いのです。

だから、外資系の人材紹介会社がどんどん参入してくるんです。

そこから独立してやっている外国人エージェントもたくさんいます。

昨日も外資系大手ヘッドハンティング会社の

アジアパシフィックとトップと日本法人の社長に呼ばれて

1時間半も日本の人材紹介市場に関する質問を受けました。

「日本は世界で一番魅力的な市場だ。

外資系企業ばかりではなく

今後は日本企業を本気で開拓したい。

そのためにはどうしたらいいか?

そして将来はリクルートを追い抜きたい。

いずれ、日本法人の社長は日本人にやってもらう。

我々は本気だ。

是非、我社のパートナーとして手伝ってほしい。

今後はQに1回、ミーティングをしよう!!」

このように、かなり気合が入ってました。

国内の人材紹介会社同士の競争。

大量採用企業のリクルーター(ダイレクトリクルーティング)との競争。

そして、大手外資系ヘッドハンティング会社との競争。

益々競争が厳しくなって大変ですね。

まー、先の事はどうなるかわかりません。

私は軽装備で楽しくやります。

「その場がきなけりゃわかんねえ」            みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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