ホーム > 社長ブログ > 「良い人材コンサルタントとは何ができる人?」

社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「良い人材コンサルタントとは何ができる人?」

「良い人材コンサルタントとは何ができる人?」

2014年9月に書いたブログです。

人材紹介コンサルタントにとって

必要な能力とは何でしょうか?

「良い人材コンサルタントとは何ができる人?」

人材紹介コンサルタント(キャリアコンサルタント)に求められる機能を分解する。

1 顧客の代わりに探す機能

 ・良い人材を探す機能

 ・良い求人を探す機能

2 コンサルティング機能

 ・採用コンサルティング機能⇒どうすれば良い人材が採用できるかアドバイスする。

 ・内定コンサルティング機能⇒どうすれば志望する企業に合格できるかアドバイスする。

 ・スキル&タイプマッチング機能⇒スキルは当然、社風と性格との相性も考えてアドバイスする。

 ・アセスメント機能⇒要するに、適合可否判断ができる。

3 手間を省く機能

 ・採用選考の手間を省く機能

 ・応募及び応募後の手間を省く機能

4 顧客の代わりに交渉する機能

 ・雇用条件や入社時期などに関して交渉する機能

上記を簡略にすると、

・探す

・コンサルティング(アセスメント)

・手間を省く

・交渉する

という4つの機能になる。

この4つの機能を高いレベルで実行できる人が立派なエージェントという事になる。

私など経験年数ばかり長くて全然駄目だ。

どれをとっても、お客様にご満足いただいていない。

私より経験年数は短くても遥かに優秀なエージェントはたくさんいる。

ただし、エージェントに求められるのは、上記のような「機能的サービス」だけではない。

クライアントもキャンディデートも人間だから感情がある。

好き嫌いもある。

だから、機能的サービスに加えて

「情緒的サービス」というものが極めて重要なのだ。

例えば、あの人は、 

「感じがいい」 「爽やかだ」 「会うと元気になる」 「ユーモアがある」

「親身に話を聞いてくれる」 「勉強になる」 「共感してくれる」 「認めてくれる」 

「尊敬してくれる」 「丁寧だ」 「また会いたい」

と、ここまで思われたら一流のエージェントだ。

私はここでも駄目だ。

まだまだ足りない点が多い。

共感するのは自信があるが

共感しすぎて一緒に元気が無くなることも多い。(笑)

情緒的サービスにおいては

「理屈っぽくなく明るく元気」 が基本だ。

逆に 「理屈っぽくて暗くて元気がない」 という人に相談しようとか

また会いたいとか思わないだろう。

ごめんなさい。そういう人もいるかもしれないけど。

このような人柄・キャラクター、ホスピタリティーのような

アナログな情緒的サービスもエージェントにとっては

機能的サービスと同等に重要なものだ。

自分で書けば書くほど、できていない事が多いです。

一生修行ですね。

「ひとつの事でも 

 なかなか

 思うようには

 ならぬものです

 だからわたしは 

 ひとつの事を

 一生けんめい

 やっているのです」                                 みつを

合掌。

記事の一覧に戻る

コンサルタントによる転職相談
ご登録はこちら

プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

カテゴリー

アーカイブ

このページのトップへ