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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「固定給とインセンティブ。年収交渉の限界?」

「固定給とインセンティブ。年収交渉の限界?」

皆さんも

固定給は高い方がいいですよね。

それに加えて

ボーナスやインセンティブも

やればやっただけ

多くもらいたいですよね。

しかし

固定給とインセンティブというものは

トレードオフの関係です。

両方高い会社は

弊社のクライアントの中でも

2~3社しかありません。

固定給が1000万円以上で

インセンティブも青天井なんていう会社は

グローバルサーチファームなど

余程優秀なコンサルタントしか採用しない

超難関企業しかありません。

1000人に一人ぐらいしか存在しない

優秀な人材コンサルタントしか

採用しない会社です。

従って

転職先の人材紹介会社を選ぶ時は

事前にどんな給与制度の会社なのか?

という事を調べた上で

応募先企業を選択すべきです。

人材紹介会社の給与制度の特色は

大きく三つに分けられます。

1 固定給重視型 ⇒ 日本の大手・準大手など一部の企業

2 バランス型 ⇒ 固定給400~600万円+インセンティブ

3 インセンティブ重視型 ⇒ 固定給:月給0~30万円+高率インセンティブ

という感じです。

個々人の人材コンサルタントの志向や

家庭環境や経済状況によって

上記1~3のどれを選択するかは

大きく異なるでしょう。

私の場合は

色々な人材紹介会社を見てきた結果

上記3の

「インセンティブ重視型」 は

絶対に選びませんし

原則、お取引はしません。

理由は

インセンティブ欲しさに

キャンディデートに対して

強引なクロージングを迫るコンサルタントが

増えてしまうからです。

そもそも

この仕事は

「キャンディデートの決断を促す」 という事はあっても

「キャンディデートを強引に追い込む」 という事は

やってはいけない事だと考えているからです。

クライアント企業や

キャンディデートの人生と

目先のお金を天秤にかけるような事は

商道徳や信義則に反している

考えています。

「インセンティブ重視型」 のエージェントは

ついつい短期志向に陥り

強引な事をしてしまうリスクを

背負ってしまいます。

そのような短期的利益追求主義の会社を減らして

「業界浄化」 を促進したいと思います。

「にんげんだもの」                                みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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