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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「上司と同じ空気を吸いたくない」

「上司と同じ空気を吸いたくない」

以前、あるキャンディデートから聞いた言葉です。

人間関係も、ここまでこじれると

もう修復不可能ですね。

「どちらかが辞めるか? 人事異動するか?」 

しかありませんね。

ほとんどの場合

辞めたり人事異動するのは

部下という事になるでしょう。

しかし、リクルートのように

「リベンジ歓迎」 の会社もあります。

部下の多くが

「あの上司には付いていけない。

 あの人と一緒に仕事をしたくない。」

などと騒ぎだし

それが人事や役員の耳に入ると

飛ばされるのは上司の方です。

まさに

「マネージャー失格」 という事になりまして

プレイヤーに戻ります。

ただ、リベンジ歓迎の会社ですので

プレイヤーとして高業績を上げ

人間としても一回り成長して

周囲の信頼を取り戻す事ができれば

再度、マネージャーに復帰する事もできます。

私も30代半ばに

「お前はメンバーからの評判も素行も悪い!!」

と言われて

1年半ぐらいプレイヤーに戻った経験があります。

しかし、これは非常に良い経験でした。

(理由)

・自分を客観的に見直す事ができた。

・他のマネージャーから学ぶ事ができた。

・プレイヤーをやって、現場感覚が戻った。

従って

「左遷」 や 「降格」 というものは

悪い事ばかりじゃないと考えております。

その大前提として必要なのは

「自分が悪かった。

 大いに反省すべき点があった。」

と、素直に認める姿勢だと思います。

「左遷」 や 「降格」 は

自分が蒔いた種ですし

「これも神様からのお告げだ」

と思って

腐らず謙虚にやり直せば

また良い事もありますよ。

「いいことは

 おかげさま

 わるいことは

 身から出たさび」                                    みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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