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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「管理職は管理職らしい振る舞いを身に着けよ」

「管理職は管理職らしい振る舞いを身に着けよ」

ASEANの外相会議で

中国の王外相と会談した河野外相は

王外相からの 「失望した」 との批判に対して

「中国には大国としての振る舞いというものを身につけていただく必要がある」

と反論しました。

管理職も組織の中では中国と同じで

「管理職は管理職らしい振る舞いを身に着けよ」

という話です。

1 小さな事で右往左往せず、落ち着いている事。

2 好き嫌いで物事を判断しない。判断はあくまで顧客志向で。

3 人事権など権力を振りかざさない。

4 反対意見にも耳を傾ける。途中で話をさえぎらない。

5 良い事はメンバーのおかげ。悪い事は自分の責任と心得よ。

私など管理職失格者代表で

偉そうに他人の事を言える立場ではありません。

しかし、最近の管理職の方々と接していますと

上記1~5 を正反対にしたような人もいます。

①小さな事でバタバタ慌てる。

②露骨に好き嫌いで判断する。

③メンバーの評価や異動に関して、人事権を振りかざす。

④メンバーの意見を最後まで聞かず、途中で言葉をかぶせてくる。

⑤良い事は自分のおかげ。悪い事はメンバーの責任。

このような管理職が増えている気がしませんか?

管理職の方々も上と下に挟まれて

数字のプレッシャーがきつくて

大変忙しく余裕がないのでしょう。

ただ、言い訳ばかりしても仕方ないですから

少しドーンと構えて

顧客視点やメンバー視点を見失う事なく

経営陣に対して、言いたい事を言って

どんどん提案してください。

提案する以上は、周囲を巻き込みながら

率先垂範しなければならない時もあるでしょう。

「ドーンと構えて」 と言っても

机に座ってPCばかり見ていては話になりませんから

顧客視点と経営視点を同時に持った

アクティブで魅力的な管理職(マネージャー)を目指していただきたいと思います。

「言うは易く行うは難し」 ですが

陰ながら応援しております。

「どんな雑草でも

 時期がくれば

 だまって

 自分の花を咲かせ 

 自分の実をつける」                                      みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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