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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「面接では自分の生き様を語れ」

「面接では自分の生き様を語れ」

面接においては

面接官の質問に対して

一般的な正論を答えても

「なんか当り前で新鮮味や個性に欠けるな」

と思われてしまい

内定に至らないケースが多いですよね。

しかし、 「正論など知らなくてもいい」 とか

「正論など考える必要もない」 とか

申し上げるつもりはありません。

ただ、面接官は

自分なりの考えや正論だと思う事を踏まえた上で

「何かその考えを裏付けるような実体験をしましたか?」

「何かそれにまつわるエピソードはありますか?」

という具体的で身近で実感のこもった話を聞きたいのです。

そのような具体的で身近なエピソードが無くて

「いやー、経営は人材次第ですから

 私は人材紹介業を志望しています」

と言っても、中身のない上滑りな答になってしまいますよね。

面接官からも

「この若造は、どんな裏付けがあって

 そんな偉そうな一般論を答えているんだ?

 何かネットにでも書いてある事を

 そのまま話しているだけだろう?」

と、思われてしまいます。

学生でも社会人でも同じです。

「20年とか30年生きてきて

 それなりに良い事も苦労もあって

 それを何とか乗り越えて

 今ここに面接に来ているんだろう?

 人生を賭けて、今ここに来ているんだろう?

 本音でこれまでの生き様とか覚悟を見せてくれよ!!」

という要望をされているわけです。

面接はテクニックじゃないんです。

「お前、どんな人生を生きてきた?

 そして今、何を考えて、これから何をしたいと

 本気で思ってるんだ?」

と、聞かれているんです。

「いやー、いきなり初対面でそんな事を聞かれても困るし

 そんな事、お前に答えたくもないよ。

 そんな事は俺に聞く前に

 お前が自分の事を先に話すのが礼儀ってもんだろう?

 お前が先にお前の生き様とか

 この会社を選んだ理由とか

 今現在の心境を話せ!!

 そうしたら、俺も答えてやる。」

学生時代の私だったら

必ずこのように言って

椅子を蹴飛ばして帰ったと思います。

ただ、リクルートの採用担当者は

他社の採用担当者とは違って

先に自分の事を詳しく話してくれました。

学生生活の事、留年した理由、家庭環境の事、恋愛話

会社や仕事など真面目な話もです。

その結果、親近感を感じてお世話になり幸運でした。

なかなかそういう面接官はいませんからね。

他の会社ではそんなわけには行かないので

具体的で身近なエピソードを用意してください。

どんな小さな話でもいいんです。

そこから、何を感じたか?

その感性が大切なんです。

ただし、話が長くならないようにね。

「アナタの主人公は

 アナタなんだよなあ」                              みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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