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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「収益の源泉は社員のモチベーション・マネジメント」

「収益の源泉は社員のモチベーション・マネジメント」

「仕事の成果」 = 「業務スキル」 × 「モチベーション(やる気)」

と言い切っても良いかもしれませんね。

最近は、 専門的な 「業務スキル」 を重視する論調が目立ちますが

「業務スキル」 なんていうものは

平均的な基礎能力(学ぶ力)さえあっったら

あとは実務経験(場数)を積む事によって

自然と高まるものだと考えています。

もちろん、人によって

キャッチアップが速いとか遅いとかいう問題はありますが

それもロングレンジで見れば大した問題ではないと思います。

むしろ、若い時にキャッチアップが遅くて苦労した人

そんな 「遅咲きの人」 が大成したのを何人も見てきました。

他の人より苦労した分

「何が悪かったのか?」 を深く考えて

何度も修正を繰り返すから

それがホンモノの実力になるのです。

逆に、あまりにも速く簡単に成果を出した 「早咲きの人」 は

「何が良かったのか?」 がわからず

修正する習慣も身に着かないので

長期間スランプにはまって抜け出せないケースもあります。

いずれにしても

「業務スキル」 の問題は大した事ではないと考えています。

人材紹介コンサルタントの仕事は

その他の営業的職種と同じく

コミュニケーションスキルさえあれば

そんなに専門的でニッチな 「業務スキル」 を要求されないからです。

担当する分野が

金融業界でも、IT業界でも、ヘルスケア業界でも、電気・機械業界でも

何であろうが、本質的に大した違いはありません。

そんな 「業務スキル」 よりも

遥かに重要なのは 「モチベーション(やる気)」 の問題です。

皆さん、ご自分の事を思い出してください。

得意で好きな事をやった時の自分と

苦手で嫌いな事をやった時の自分です。

または

好きで尊敬する人と一緒にやった時の自分と

嫌いで尊敬できない人と一緒にやった時の自分です。

そんなわかりやすい原因によって

成果が全然違ったでしょう?

皆さんの満足感も充実感も全く正反対だったと思います。

「好きこそ物の上手なれ」 

という言葉があるでしょう。

好きな事は、放っておいても自ら学び経験を積みます。

逆に、嫌いな事は、自ずと避けて通るのが人間です。

従って

目先の 「業務スキル」 なんていうものよりも

「モチベーション(やる気)」 の方が遥かに大切なんですよね。

そして、個々のメンバーの 「モチベーション(やる気)」 に配慮して

それを向上させる事こそが

経営者やマネージャーの最大の仕事です。

「モチベーション(ES)向上」 ⇒ 「スキル向上」 ⇒ 「サービス向上」

⇒ 「顧客満足(CS)向上」 ⇒ 「企業業績向上」

というグッドスパイラルを生み出すのが経営マネジメント力ですよね。

「にんげんだもの」                        みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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