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社長ブログ 人材コンサルタント25年史

「履歴書に趣味・特技を書かないと損するよ」

「履歴書に趣味・特技を書かないと損するよ」

履歴書の趣味・特技の欄に何も書いていない人が結構多いですね。

あれって凄く損だと思うので

私はできるだけ書いていただくようにお願いしています。

聞いてみたら

「実はサッカーで全国大会に行きました」 とか

「実は水泳の関東大会で優勝しました」 とか

「実は学生時代、貧乏旅行で世界を放浪しました」 とか

「実は将棋4段です」 とか

結構色々な経験をしている方がいます。

また、「趣味は読書で毎週1冊は読みます」 とか

「好きな作家は○○さんです」 とか

「尊敬する経営者は○○さんです」 とか

何でもいいんですよね。

何か書けば、面談や面接の際に目が留まりますし

それをきっかけに話が始まってアイスブレークにつながる事も多いです。

それをきっかけに、その方の人柄に触れる事ができます。

そうすると、その後の面接もスムーズに進行しますし

面接官から親近感や好印象を持たれる事も少なくありません。

特にスポーツなど一つの事に長年打ち込み

好成績を上げたにしても、補欠で終わったにしても

その経験から得た教訓や人生観、仲間との信頼関係などは

一生の宝になるものだと思います。

「そんな経験をして幾つかの壁を乗り越えてきた人であれば

 仕事で壁にぶつかっても何とか乗り越えてくれるだろう」

と評価される事が多いです。

学生の方々は就活のエントリーシートを書くので慣れているかもしれませんが

社会人の方々は

「職務経験以外はあまり見られないのではないか?」 とか

「この程度のレベルで特技と書くのは恥ずかしい」 とか

原因は様々ですが、あまり書いていない人が多いんですよね。

しかし、優秀な面接官であるほど

学歴や職務経歴だけでなく

応募者のライフストーリーを知ろうとするんです。

「若い頃から、どんな環境で育ち、何にこだわり、何に打ち込んで来たのか?」

それと現在の姿をつなげて

「あー、そういう背景があるから、この人は今、このような人になったんだな」

と思って納得するわけです。

人材紹介コンサルタントは求人企業(クライアント)を訪問すると必ず

「今回の求人の背景(理由)は何でしょうか?」

と質問するようにトレーニングされています。

採用選考の面接も同じで

「その人の人生の背景を知る」

その事が、お互いに失敗の少ない採用と転職につながるわけです。

学歴や職務経歴からだけでは背景は見えません。

だから、履歴書の趣味や特技の欄を軽視せずに

必ず何かを記入してください。

それによって、良いご縁が生まれるかもしれません。

「花を支える枝

 枝を支える幹

 幹を支える根

 根はみえねんだなあ」                     みつを

合掌。

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プロフィール


武谷 広人
人材ビジネス経験の蓄積と、自らのトップマネジメント経験を強みとする。経営幹部から専門職まで約500件の案件を成功に導く。

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